仕事がつらい。でも、
「どこもこんなもん」
「働くってこういうこと」
「我慢しなきゃ」
「耐えなきゃ」
と思っている方へ。
「どこの会社もこんなもん」は幻想です。
「我慢しなきゃ」「耐えなきゃ」
なんて思わなくていいですよ。
自分を追い込まないでください。
自分を大事にしましょう。
私は学校を卒業して就職した会社に2年半勤めたあと、会社をやめました。
入社して二年間は仕事に不満があるものの、
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どこの会社もこんなもんなんじゃないか?
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やめたところで雇ってくれる会社はあるのか?
等、様々な葛藤があり、なかなか転職に踏み切れませんでした。
しかし、やめた今ははっきりこう言えます。
仕事辞めてよかった!
辛かったこと
私が仕事で辛かったことは下記です。
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やりたい仕事ができない
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忙しすぎる
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変な人が多い
やりたい仕事ができない
私は世界の人々の役に立つような革新的な技術開発をしたいと思い、
メーカーの開発部署に就職しました。
部署の名前に「開発」と書かれてはいるものの、
やっている仕事はほとんど部署間のすり合わせや、書類作成でした。
私がやりたかったのは、実験を行い論文を書いたり、特許申請をすることです。
就職前にやりたいと思っていた仕事ができず、不満が溜まっていきました。
しかし頭の中の誰かが、私にこう言い聞かせていました。
やりたい仕事ができないなんて、贅沢な悩み。
仕事はある程度は辛いもの。みんなそんなもん。
忙しすぎる
忙しすぎることでとても疲弊していました。
納期に間に合うように自分でスケジュールを組んでも、
自分の担当工程の前工程担当者が納期遅れを頻発させるんです。
前工程担当者の作業が終わらなければ、自分の担当部分の作業は進められません。
計画は全てパァです。(˙◁˙)パア
自分の工程の中には、取引先へ依頼している仕事もありました。
客先へのサンプル提出納期が近いため、「なんとかお願いします!」と取引先にお願いし、急ぎで処理してもらうよう事前に調整して準備していました。
そんな中、前工程担当者から「間に合わなそうです」との連絡が入る。
客先への納期は当然延びません。
取引先には平謝りで、「こっちは遅れますけど納期はそのままで急いでほしいです」とお願いしなければいけません。
こんなことばっかりでした。
担当製品数が凄く多かったため、そのほかの作業量も純粋に多くて忙しいです。
それなのに、トラブルの連発。
もういやだ…
でも、働くってこういうことなのかな…
我慢しなきゃ…
変な人が多い
変な人というか、少なくとも「私とは合わないな」と思った人が多かったです。
- プライドだけ高くて実力のない偉そうなおじさん
- セクハラおじさん
- 常にパンツがはみ出ているおじさん
- 血がにじんでいる傷口を見せてくるおじさん
- 「男のくせに」発言おばさん
- 臭すぎるおじさん
- 怒鳴るおじさん
- 責任を擦り付けてくるおじさん
魔境。
しかし、その環境で慣れてしまうと、
不満を感じつつも「こんなもんなのかな…」と思ってしまうんです。
「こんなもんなのかな」と思っていた
やりたいことができず最初は不満を抱えていましたが、
仕事が忙しすぎたことで徐々に「自分のやりたいこと」も忘れていきました。
「どこの会社もこんなもんだろう」と思いながら、どんどんつらくなっていきました。
変な人たちから受ける小さなストレスも、確実に私の精神を追い込んでいきました。
今思うとヤバイ状態だった
仕事が辛かった時期、私は下記の状態でした。
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常に大きい口内炎が2,3個ある
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ニキビだらけ
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よく風邪をひく
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泣きながら帰宅する
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会社のトイレで泣く
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朝会社に行くときのつらさが半端ない。体が重い。
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休日は無気力でずっと寝る
- 生きる意味が分からない
もし友達がこんな状態だったら心配しますよね。
でも、自分がやばい状態だとは思っていませんでした。
無自覚でした。
今思うとヤバイ状態でした。逃げて正解でした。
転職を決意
他にも色々あり、転職活動を始めました。
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やりたい仕事をしたい!
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忙しすぎるの嫌!
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変な人がいない職場がいい!
私は研究開発をできて、忙しすぎず、変な人のいない職場がいい!と思っていました。
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研究開発のできる会社
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残業時間の少ない会社
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変な人がいない会社
転職した結果、すべて叶いました。
開発に専念できる仕事をしています。
変な人が居ない会社かどうかは面接の段階ではわかりませんでしたが、
今のところセクハラはされてませんし、くさい人はいませんし、傷口は見せつけられていません。
「どこもこんなもん」は嘘!
嫌な環境から抜け出して、今は仕事のストレスが全くない状態です。
仕事が楽しいです。人生が楽しいです。
前の会社を辞めて本当に良かったと思っています。
今の会社は前の会社とは全く違います。
「どこもこんなもんなのかな…我慢しなきゃ」と思っていた時間はなんだったんだ?
と思います。
頑張っているあなたへ
仕事が辛いけど、頑張っているあなたへ。
「どこもこんなもん」
「働くってこういうこと」
「我慢しなきゃ」
「耐えなきゃ」
と思っている方。
そんなことありません。
いままで頑張ってきたあなたはすごいです。
でも、これからは耐える必要ないですよ。我慢する必要もないです。
事情があって、環境を変えるのが難しい方もいるかもしれませんね。
そんな方にもとにかく意識してほしいのは
「我慢しなきゃ」「耐えなきゃ」なんて思わなくていい
ということです。
自分を追い込まないでください。
自分を大事にしましょう。
会社はあなたの人生に責任をもってくれません。
一度きりの人生です。楽しんだもん勝ちですよ。