手術中、目をいじられてる違和感はあったけど
痛くはなかったです!
っていうICL体験談多いけどさ…
手術、私は痛かった!!
しんどかった!!!
- 目が押されるのが痛い
- 眩しすぎて痛い
- 怖い
- 手術室が激寒
- 総合して、しんどい

手術前
当日朝起きて、病院へ向かう準備をしながら
私は緊張していました。

「手術大丈夫かな」「もし失敗したら」
失敗して失明するケースなんてほぼゼロなのに、どうしても不安は頭の片隅にありました。
でも、
「これで眼鏡不要になる!」「思いっきりスポーツできる!」「色んなカラコン試せる!」
と、ポジティブに気持ちを切り替え、病院に向かいました。
でも不安なものは不安!
どうにもならない!
という事で、病院へ向かいます。
手術前検査
予約の時間の30分前に病院に到着。
ちょっと早すぎたかも…と思いつつ、受付へ。
手術前検査は5分ほどで完了。
すぐ終わりました。はっやーい。

検査内容は、暗い部屋で片目ずつ眼の写真を撮るようなものでした。
顎とおでこを装置に乗っけるやつです。
↓これの暗い部屋ver。※装置は写真とは違うと思います。

手術前の点眼(瞳孔を開く)
検診が終わってから手術まで1時間ほど、眼の瞳孔を開く目薬を10分おきにさしました。
暇だったので、iPhoneで音楽を聴きながら
ゆっくり過ごしました!
目薬は特にしみたりはしないんですが
老眼のように、近くがぼやけて見えなくなります。
眼鏡をかけているので裸眼よりは全然見えるんですが
1mくらい離れないと、文字が読めない…。
老眼疑似体験みたいで面白いですが、待ち時間中めちゃくちゃ暇!スマホいじれない!
音楽を聴いたり動画を聞くのが良いと思います!
1時間後、
看護師さんに呼ばれ、いよいよ手術室へ…!
麻酔、手術準備
手術室の隣の部屋に通され、
- 頭(髪)を覆う不織布のネットをつける
- 看護師さんに麻酔用の目薬をさされる
といった、直前の準備が始まります。

頭にネットを被るとなんだか手術感が出て、「おお、それっぽい!」とちょっと興奮しました!
↓頭のネットはこういうやつでした!

そういえば、コロナ禍だけど「手術中はマスクは外してください」って言われました。
服装は毛羽立つようなセーター等でなければ、普段着で良いそうです。
麻酔用の目薬は、ちょっとしみました。
けど、マスカラとか汗が目に入った時のほうが数倍痛いから、全然耐えられる。
数分後、麻酔の目薬を再度刺されたのですが全くしみない!
麻酔が効いてきた証拠らしいです(看護師さん談)。
と、ここで手術してくださる先生登場。
先生「こんにちは!はじめまして。本日の手術を担当します〇〇と申します。」
ふゆこ「アッ(コミュ障)、よろしくお願いします~」
先生「最終確認で少しだけ目の様子を見ますね~」

正直「またかよ…」と思ってしまいました。
適応検査の時からもう10回以上は顎を乗せている気がします。
この最終検査は1分ほどで完了。
先生「では、これから手術室に入りますね」
ふゆこ「はい(ついに…!)」
手術
レーザーで目を切る
まずは↓の赤いところをレーザーで切る工程です。

先生は、「今から調整しますね」「レーザー当てていきますね」「ちょっとしみますよ」「まっすぐ前を見てください」
と声かけしてくれて、安心できました。
これは本当にちょっっっっっとしみるだけで全然痛くない!!!すごい!!!
汗が目に入ってしみて痛くなることありますよね。その1/10以下のしみる感。痛みはゼロ。
えっ!?もう終わったの!?
体感5分くらいで目を切るのは終わりました。
というか、手術室に入った瞬間部屋が寒くて。
寒さのほうが深刻でした。

ゴッサムシティ
レンズを目に入れる※痛い、まぶしい、寒い、しんどい
まずは手術台に寝て、まぶたが閉じないよう開眼器で固定されます。
この器具固定の時点で痛みはありました。
まあ、でもそんなに大したことない痛み。
そして、眼に麻酔液、消毒液などをジャバジャバかけられました。
↓視界はこんな感じで、照明しか見えない。手術器具とか、先生の顔や手とかは全然見えないです。
3つの照明が本当に滅茶苦茶まぶしかった!!!!!!!!!!!!

先生「三つ見える光の、真ん中を見続けてくださいね」
ふゆこ「は…はい(眩しい!!目が勝手に避けようとする!!え!??!?!難しい)」
極端に表現すると、太陽って見ると眩しくて痛いし自然と目をそらすじゃないですか。
その太陽を見ろと言われて、目をそらさないように努力しているような状態。
眩しすぎて目が痛い!
真ん中見るのが難しい!!
眩しすぎてしんどい
光魔法でダメージ受ける闇属性モンスターになった気分
ICL手術を受けていたら闇属性モンスターに転生した件
そして、レンズを入れたり調整したりする作業が始まりました。
ここでも、先生が「レンズを入れていきますよ」「調整しますね」とか色々声をかけてくれるので
「今何をやってるんだ!?大丈夫なのか!?」みたいな不安はゼロでした。
でもね、痛い。
こんなに痛いなんて聞いてないよ~~
ICLのネガキャンしたいわけじゃないんだ
ただ一人の体験談として。痛かったぞ…
ずっと痛いわけじゃなくて、ふとした瞬間に「目をグッと押される鈍い痛み」がありました。
片目5回ずつくらい。
- 手術室が寒くて震える
- まぶたが無理やり開かれているストレス
- 目に液体を常にかけられているストレス
- 眩しいものを見続けるストレス
- 目を押される鈍痛
- こんなに痛いの!?という戸惑い
これらが一気にきて、なんかもう目から受けられるストレスは全部受けてますみたいな感覚。
総合して、しんどい。
インフルエンザに3回かかったことがありますが、それと同等以上くらいしんどかったよ!
とにかく耐えていたので、顔にメチャクチャ力は言ってました。
力を抜いたほうが楽そうなのは分かってるんですが、どうしても…。

目の処置が終わって、固定器具や謎の布(ドレープ?)を外されました。
まつ毛が手術の邪魔にならないよう、テープで張り付けてあったり
ドレープの目の周りの部分が顔に張り付けてあったりしたので、はがされました。
ガムテほど強力じゃないものの、顔に貼ってあったテープを剝がされるのは地味に痛いです
まあ、これは全然大したことない痛みなんですが
満身創痍の状態で受けるとちょっと「ウッ」ってなりますね
手術後
0~1時間後
私の目、大丈夫かな…と不安になっていたのですが、
手術台から起き上がると視界がかなりクリアで、多少ぼやけてはいるものの、裸眼なのにかなり見えていました。
↓こんな感じ。

瞳孔を開く薬の影響で近くはぼやけていましたが、遠くの景色はかなりクリア。
痛みで心配していたのとは裏腹に、かなり見えていたので安心しました。
手術後の休憩スペースに通され、ソファで1時間目を閉じて休憩するように指示されました。

寒かったのでひざ掛けをもらいました(ひざ掛けを持ってきてくれた看護師さんありがとう!!!!!!!)
手術後の検診(5分程度)では、問題ありませんでした。
出血もなく、眼部分的に少し充血している程度でした。
あんなに痛かったのに、もうほとんど痛くない…
しかも、出血もないし
視界が少しずつクリアになってきた!
ホテル~就寝
翌日検診があるため、私は病院から徒歩10分の場所にホテルをとりました。
ホテルに徒歩で移動し、チェックイン。
まだ視界はちょっとぼやけていたのですが、信号や看板なども問題なく見えました。
ただ、瞳孔を開く目薬のせいで、近くの文字が読めない。まぶしい。
まあ、何とかなるレベルでした。
目の痛みはほぼゼロ(ほんの少し余韻がある)。
ただ、目がすごく疲れていました。寝たい…
しかし、先生には12時ごろに寝るように言われていました。
1時間おきに目薬をさす必要があったんです。
ここで寝てしまうと、抗炎症や抗菌の目薬を必要量させなくなり、翌日酷い事になるかも。
1時間おきにスマホでアラームをセットして、
1時間寝る→目薬→1時間寝る→目薬→…
の繰り返しでした。
目の様子は特に問題なく、痛みも次第になくなっていきました。
手術6時間後くらいにはクリアな視界になり、ちょっと感動しました!
しんどかったけど、やって良かった!
痛かった理由
手術当日の体験談は以上ですが、
「なんであんなに痛かったんだろう?」と考えました。

可能性としては、以下の2つが考えられます。
- 私の目がよわよわ
- 手術の担当医が下手
私は、ソフトコンタクトレンズでさえ数時間つけていると目が疲れたり、痛くなってしまうことがありました。
元々、目が刺激に弱かったのかもしれません。

同じ病院でICL手術を受けた方の体験談を読んでも、
「違和感はあったけど痛くなかった」
という内容ばかり。病院が悪いという事はなさそうです。
担当医の腕前が下手だったことは、可能性としてなくはないですが、どうなんでしょうね。
結果的に大丈夫だった
少なくとも、事前に手術中の様子をもっと知れていれば
恐怖や気持ちからくる痛みも減っていたかもしれません。
痛みがないと言っている方がほとんどですが、私のようなケースもあります。
痛かったししんどかったけど、翌日には視力1.2になっていて、炎症や眼圧は全く問題なしでした。
結果的に大丈夫だったんです。

私は「手術は痛みはほぼ無しで終わるだろう」と思っていたため戸惑ってしまいましたが
過去の私が、この記事のような「痛かったけど大丈夫でした」という体験談を読んでいたら、
気持ちの面でもっと楽だったと思うんです。
なので、この記事を書きました。
次は、翌日検診や1週間後検診、「後から思い返すと必要だったなーと思うもの」について記事を書きたいと思っています!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
