雑記

入社3年目で会社辞めた人間のうっせぇわ考察と図解

「うっせぇわ」の歌詞が秀逸すぎます。

どうやったらこんなすごい歌詞が書けるんだろう?

私は去年新卒で入社した会社を辞めました。

共感点がありまくったので分析しました。

①「うっせぇわ」歌詞、PVについて

②作詞、作曲者について

③原点?について

「うっせぇわ」考察

全体感

仮面の意味

MVと歌詞を見るとこんな比喩になっています。

  • 仮面=社会、マナー、ルール側
  • 銃=言葉
  • 赤い線=銃のレーザーサイトの赤

これを意識してPVを見ると、

新しい発見があって面白い。

MVでは主人公もたびたび仮面をつけています。

「嫌だ」と思いつつも、仕方ないから慣習に従う。

メチャクチャ身に覚えがあります。

慣習に従わなかったとき

どうなってしまうのか?怖い。

この主人公は

「うっせぇわ」も、「言葉の銃を撃つ」も、

心の中で思っているだけで、言っていないのかもしれませんね。

歌詞の意味

正しさとは愚かさとは

正しさとは 愚かさとは

それが何か見せつけてやる

「私が正しい」ではないところがすげえ

「見せつけてやる」という言葉選びよ…

はあ〜天才

可もなく不可もないメロディ

「可もなく不可もないメロディ」ってなんぞ?

って話なんですが

これは、

最新の流行は当然の把握
経済の動向も通勤時チェック
純情な精神で入社しワーク
社会人じゃ当然のルールです

の部分を指しているんじゃないでしょうか。

この曲はマジですごいし好きなので「可もなく不可もない」なんて私は思いませんが、

この「社会のルール」の部分のメロディーは比較的横ばいで抑揚が少ない。

一方、「うっせえわ」は抑揚がある。

私に音楽の知識はないですが、対称的に聴こえました。

あえてやっていたら面白いですね!

何回聴かせるんだそのメモリー

これ、会社や飲み会等で武勇伝語ってる人のことなんじゃないでしょうか。

クソ上司・先輩

俺の若い頃はもっと残業したけどね~

新入社員

「へえ~そうなんですか(何回聞かせるんだその話…)」

というイメージ。

くせぇ口塞げや限界です

「くせぇ口塞げや限界です」の前の歌詞で

酒が空いたグラスあれば直ぐに注ぎなさい
皆がつまみ易いように串外しなさい
会計や注文は先陣を切る
不文律最低限のマナーです

と、飲み会のマナーについて語っていますね。

なので、流れとしては

「くせぇ口塞けや限界です」

は飲み会でマナーを語る、酒で口が臭い上司(先輩)に対するもの

と考えられます。

あなたが思うより健康です

「あなたが思うより健康です」ってメチャクチャ秀逸な歌詞ですね。

これは2番と同じ構造であるとすれば、

最新の流行は当然の把握
経済の動向も通勤時チェック
純情な精神で入社しワーク
社会人じゃ当然のルールです

に対する言い返しになっているのでは?と思います。

<1番:「あなたが思うより健康です」>

<2番:「くせぇ口塞げや限界です」>

つまり、

「社会人として当然のルール」に対して「あなたが思うより健康です」と返した。

「社会人たるもの、健康管理も仕事の内」ってよく言われますよね。

個人的には、

これだけならまあ別にうっせぇなとは思わないです。

独断と偏見にまみれた視点で言うと、

うるせえ上司(先輩)が

  • 説教
  • 武勇伝
  • 謎のマナー

とか繰り広げるのにうんざりするわけなんですが

そういう人って謎に健康についても口出してくる。

「ちゃんと食べないとだめだよ~」

「野菜食べてる?」

からの、不健康自慢が始まったりして。

「年取ると大変だからね」

「気を付けなよ~」

もちろん、もともと信頼関係のある方ならむしろ嬉しい会話ですよ。

健康について気遣ってくれているわけですからね。

でも普段の行動が

 

  • 説教
  • 武勇伝
  • 謎のマナー

ばかりの人に健康について言われたら…

多少なりともイライラしたり

「何言ってんだこいつ」って思いますね。

二番煎じ言い換えのパロディー

「二番煎じ言い換えのパロディー」。これも、「酒の席のマナー」への反論ですね。

マナー=二番煎じ言い換えのパロディ という皮肉だと思います。

マナーって次から次に出てくるし、

本当に「二番煎じ言い換えのパロディ」だらけだな…と個人的には思います。

小さい「同意」「共感」を育てていく流れ

ここで、歌詞の全体について「歌詞のテンション」と「視聴者のテンション」について考えました。

ちっちゃな頃から優等生

気づいたら大人になっていた

ナイフの様な思考回路

持ち合わせる訳もなく

不良が流行ったのは上の世代(ツッパリとか)の話だし、

我ら平成生まれはこういう人多いんじゃないかな。

別にメチャクチャ勉強ができたわけでもないけど

一応、そこそこ善良であろうとして生きてきましたよ。

周りもそれを求めたしね。

みたいなね!

歌詞のニュアンスと言うか、雰囲気としてはこんな感じだと思います。

  • Aメロの「真面目な人間です」に対する同意・共感
  • Bメロの「社会人マナーへの不満」に対する同意・共感
  • サビのスカッと感

聞いた人の「同意」「共感」を得ながら

サビのスカッと感で一気にボルテージを上げていく。

一回共感してしまうと、ジェットコースターに無理やり乗せられてしまう。

昇り詰めるまで終わらない!!

曲が進むにつれボルテージは上がっていきます。

どんどんすごい事言ってますね。

絶対現代の代弁者は私やろがい

私が俗に言う天才です

最後に覆す「私も大概だけど」

アタシも大概だけど
どうだっていいぜ問題はナシ

最後に、それまで積み上げていた

  • 社会への不平不満
  • 「うっせぇ人」への見下し
  • 私が天才です

をぶち壊す「アタシも大概だけど」です。

「大概」の意味を調べました。

おそらく、この用法が当てはまるのではないかと思います。

「大概
出典:『Wiktionary』 (2019/04/04 20:59 UTC 版)

用法5:それなりにひどいさま。かなり悪いさま。
例)親もいい加減なほうだが息子も大概だ。

ふゆこ

「私も大概だけど」=「私もそれなりにひどいけど」。

結局、「自分もあなた(社会、マナー)と同じくらい酷い」と認めています。

主人公は「不平不満ばかり言う自分が絶対正しい」とは思ってない

そんなことは分かってる。

 

でも、どうやったって生きづらい。

 

楽しくない。

物足りない。

 

 

仕事も大変だし、でも、仕事ってそういうもの?

 

じゃあどうすればいいんだろうね。

わかんねえや(諦め)

 

 

スッキリしたい。

きっとこれは誰かのせい。…という事にして。

 

 

「うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわ!!」って叫びたい。

歌の中で位、許されるだろう。

ふゆこ

「うっせぇわ」がヒットしたのは、現代社会で働く中で

上記の様に感じる人が多いからじゃないかと思います。

皆、ストレスを抱えて生きている。

特に入社後間もない場合、会社がつらい人は沢山いると思う。

ふゆこ

やっぱり会社って独特です。

私はたった2社経験しただけですけど、

会社による文化の違いで、ストレス具合ってすごく変わる。

合わない会社に入社しただけで、人生つらくなりますよ。

この曲を聴いて、

「不満ばかり言って、問題解決しようとしない幼稚ソング」

と言っている人がいました。

ふゆこ

でも、不満ばかり言う事が

建設的でないことはみんな分かっているんじゃないかな?

  • とにかく、行き場のないストレスがある。
  • それぞれの生きづらさがある。

こういう歌が流行るのは、それなりの背景があるからじゃないでしょうか?

↓の記事は、まさしくその背景に触れています。

toyokeizai.net

MVの最後のシーン

MVの最後、主人公の顔に赤い点がありますよね。

あれは銃のレーザーサイトの赤です。

おそらく主人公は最後のシーンで銃を撃たれています。

MVをよく見ると分かるのですが、

主人公が実は「社会のルール」を押し付ける側に回っている描写があります。

酒が空いたグラスあれば直ぐに注ぎなさい
皆がつまみ易いように串外しなさい
会計や注文は先陣を切る
不文律最低限のマナーです

のシーンで、右の女性が姿を消します

会計や注文は先陣を切る」ために、席を立ったのではないでしょうか?

主人公が仮面をつけるシーンは度々あります。

仮面=社会、マナー、ルール側です。

後輩の社員に、

主人公も「不文律最低限のマナー」を押し付けたのではないでしょうか?

押し付けたまでいかなくても、

黙って見ていたのかも。

そして最後のシーンで

その後輩から「言葉の銃」を受けたんじゃないでしょうか。

そう考えると、

「アタシも大概だけど」は、「私もマナーを押し付ける側になることもあるけど」

という意味っぽいですね。

正しさとは、愚かさとは一体何でしょうね。

shudouさんの「うっせぇわ」セルフカバー

この曲の作詞・作曲者であるsyudouさんのセルフカバーも最高です。

※勘違いしている方が結構いるらしいんですが、「うっせぇわ」はadoさん作曲ではないです。

www.youtube.com

サディスティックに変貌する精神

ヒャッハッハ(ゲス笑い声)

クソだりぃな

等、アレンジが最高。

shudouさんの他の曲

他の曲もマジ最高。

ふなっしーの歌

www.youtube.com

今と方向性違いすぎん?

一体どっちが真の姿なんだ…?

うるせえ、黙れ。

www.youtube.com

タイトルが「うっせぇわ」と似ていますが、

「うっせぇわ」と「うるせえ、黙れ。」の曲には、雰囲気の違いが明確にあるような気がします。

タイトル通り「黙れ」感があるかどうかが、その違いの様に感じました。

「うっせぇわ」は「うるせえから〇〇しろ」みたいな要求ではなくて、

「うるせえなあ(諦め)(投げやり)」っていう印象。

キュートなカノジョ

www.youtube.com

この曲も考察がはかどりますね。

ささやくようで苦しそうな声がたまんないです。

中毒性がありますね。

色々書きましたけど、

この曲はPV制作者, 作曲家 歌手, イラストレーター、マネージャー,

結構多くのメンバーで作り上げたものなんじゃないかなと思います。

だから、マーケティング的な戦略とかも考えて、

チームで相談して、歌詞だけでなくPVで解釈に幅を持たせたのかもしれませんね。