仕事・転職

製造業転職でQC検定は有利だった!【転職体験談とオススメ参考書】

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【2021年4月2日 更新】

ふゆこ

私は26歳の時、入社3年目で転職しました。

転職の結果、

年収80万アップ&残業時間削減できましたし、

やりたい仕事ができるようになりました!

 <この記事って誰向け?>

 

  • 製造業(メーカー)の開発部
  • 生産技術
  • 品質保証部

 に転職したい方向けの記事

それ以外の方にとってはQC検定とか

なんのこっちゃ!だと思うので退散しましょう

ふゆこ

私の体験では、面接でウケが良かった資格はこの2つでした!

 <面接でウケが良かった資格>

 

  • TOEIC
  • QC検定 

QC検定についての他のサイトを見ると、

  • 難しいとか
  • 合格率が低いとか
  • そもそも取得の必要ないとか

書いてありますが

ふゆこ

いやいや!!

違うよー!!

というのが私の意見です。

実際の体験談をもとに、おススメ参考書も紹介します!

製造業転職でのQC検定対策のポイント

最初に結論を書いちゃいますね。

  • QC検定って何?

  → >>QC検定 | 日本規格協会 JSA Group Webdesk 

  • 必要なの?

  → 必要!

  • 転職でどう有利なの?

  → 業界では当たり前のように求められてるから有利!

  • 持ってなくても受かるの?

  → 私はまだ資格持ってないけど内定貰えた!

  • 試験は難しい? 

  → そこそこ。でも実務やってれば分かるはず

理由や詳細について語っていきます!

QC検定とは?

QC検定とは

>>QC検定 | 日本規格協会 JSA Group Webdesk 

QC検定とは、品質管理に関する検定です。

ふゆこ

製造業の実務であいろんなことをやりますよね。

その中でも

「歩留まり(良品率)上げるためにどう改善するか」

「歩留まり(良品率)をどのように管理するか」

ふゆこ

といった問題を解決するための手法が必要です。

QC検定は上記のような手法…「品質管理の知識」を問う資格です。

問題構成

QC検定は1級〜4級までありますが、

転職の際に有利になるのは2級以上です。

3級以下だと学生〜新社会人レベル。

1級は記述もあるみたいですが、2級は選択問題のみ。

なので、この記事では2級に焦点を当てています。

ふゆこ

過去問を見たところ、

2級の問題構成はだいたい

大問1〜8 計算問題(手法分野)

大問7〜16 用語問題(実践分野)

でした。

合格基準は各分野で概ね50%以上 かつ 総合得点が概ね70%以上。

つまり、計算問題も用語問題も半分以上取る。かつ、総合得点7割以上が必要です。

転職でどう有利なの?

前の会社では

「QC検定は製造業なら持ってた方がいい」というのが常識でした。

転職活動中も、面接官に

「QC検定は必ず役に立つから勉強しておいて」

と言われました。

業界的には、

「品証・開発・生産部門の人はとっておいた方がいいよ」

的な位置づけなんじゃないでしょうか。

だから、転職でも有利になるのは自然ですね。

QC検定合格を昇格条件にしている大企業も結構あるっぽいですね

(ソース:>>合格者の声 2級 | 日本規格協会 JSA Group Webdesk 

QC検定の内容は結局、実務で必要な知識です。

仮に転職の面接までに資格を取れなくても

受験することにして、期間を決めてしっかり勉強しておいた方が後々困らなくて済むと思います。

持ってなくても内定貰える?

これだけ言っておいて…

私はQC検定をまだ受けていないんです。

次の3月に受験予定です。

だから、転職面接の時も「勉強中です」としか言ってません。

でも話題に出すだけでもウケが良かった。

もし私と同じ様に勉強中だとしても、アピールはした方がいいです。

(2021年2月追記 QC検定2級、3級 合格しました!)

QC検定がなくても転職で大丈夫かどうか?

って話なんですが、

大丈夫かどうかって言うと 大丈夫です

募集要項に「QC検定2級必須」と書かれている企業は少ない(というか見たことない…)ですよね。

個人的意見としては、QC検定がなくても転職で落ちることは無いと思います。
逆に言えば、QC検定を持っているから受かる様なものでもない。

ただ、候補者が2人いて

どちらも同程度の実力の時採用するとしたらQC検定持ってる方ですよねー。

だから、資格を既に持ってれば
・履歴書に書く
・面接時にアピール

持ってなくても
・勉強していることや実務で使っていることを面接時にアピール

は必須です。

ここで、履歴書に

「QC検定取得済み」とか

「QC検定勉強中」とか

書いても、無駄になってしまう場合があります。

そこで重要になるのが、履歴書の書き方です。

採用担当者が書類に目を通すのは数秒~数十秒です。

アピールポイントに一貫性がないと、せっかくの利点も相手に伝わりません。

 

↓履歴書、書類作成時に私が意識したことについてです。

転職で年収80万アップした私が書類選考で意識したこと【入社3年目転職】

面接での体験談

私の場合、受験前なのでもちろん履歴書の資格欄には書けませんでした。

しかし勉強していることはアピールしたかった。

QC検定について特に面接では聞かれなかったのですが、

アピールのために最後の逆質問の時間に質問しました。

面接官「何か質問はありますか?」

私「私は今QC検定2級の勉強中なのですが、

御社ではQC検定の受験に力を入れていますか?

面接官「(*・ω・)! はい。

QC検定は品質改善の基礎として、受験するよう推奨しています。

勉強中なのですか?」

私「はい。t検定のあたりまで勉強済みです。

これから実験計画法について勉強する予定です」

面接官「そうなんですか!

ぜひ、そのまま勉強を続けてください。

必ず業務に役立つものだと思います。」

といった感じで、ウケが良かった
ただ、この後

面接官「ちなみに、どんな手法を実務で取り入れた経験がありますか?」

という質問もされました。

勉強していないのに口先だけで「勉強しました」と言うとバレますよ〜。

もちろん、「QC検定2級取得済み」とか履歴書に書けたらもっと印象はいいです。

※面接練習では

自分をカメラで撮影して練習するのをおススメします!

カメラで客観的に自分を見ると、意外な盲点が分かったりします。

↓イラスト付きの説明記事です。

転職で年収80万アップした私が思う面接練習のコツ【入社3年目転職】

QC検定の難易度

合格率はこちら!

>>受検者データ、学校申込データ | 日本規格協会 JSA Group Webdesk より引用

ぎえー!年々下がっとる!

2級は22.96%です。

私個人としては

開発・品証で実務を普通にこなしていれば自然と身につく知識ばかりだと思います。

所々、QC独特の用語問題とか出てきますが。

用語は暗記するしかないけど、たいした量じゃありません。

参考書一冊と過去問をやれば十分です。

オススメ参考書

参考書は会社に何冊か置いてあったので比較したのですが、

この参考書が一番わかりやすかったです。

過去六回の過去問とその解答解説が載っています。

この本の良い所は

・解説が詳しいところ

・過去問を使っているところ

今までの傾向から、過去問と似た問題が出題されることが多い

だから、過去問やっとけば安心です。

解説が詳しいからこれ一冊で完結できるし、

持ち歩きやすいサイズなので出先で勉強しやすい。

無料参考書(?)

上の本を読んでもわからないところがあれば、

無料でできるおススメ方法が

「t検定 .pdf

とかでググることです。

“.pdf”がミソで、

大学の講義テキストってよくネットに上がってるんですが

だいたいpdf形式なんですよ。

大学のURLであれば内容に信頼もできるし、

結構なボリュームで説明されていたりして

しかも無料だし

教科書代わりに使ってます。

URLに “○○-u.ac”と入ってれば大体、○○大学のテキストです。

まとめ

  • QC検定って何?

  → >>QC検定 | 日本規格協会 JSA Group Webdesk 

  • 必要なの?

  → 必要!

  • 転職でどう有利なの?

  → 業界では当たり前のように求められてるから有利!

  • 持ってなくても受かるの?

  → 私はまだ資格持ってないけど内定貰えた!

  • 試験は難しい? 

  → そこそこ。でも実務やってれば分かるはず

転職活動、応援しています!

明るい未来をつかみましょう!