「原因自分論」とは?
問題が起こったときに、すべての原因は自分にあると考える
「イライラしてつらい」
「うまくいかない」
そういう人にオススメなのが、原因自分論という考え方です!
こういう説明って多いですが、
「いまいちパッとしないな~」
というのが正直な感想です。
原因自分論の内容自体は凄く共感できます。
でもどこか、違和感を覚えました。
私は自分のストレスと向き合い解決する中で、
原因自分論について整理することができました。
こんな方向けの記事です
★原因自分論について釈然としない
★原因自分論がよくわからない
★原因自分論について図解で知りたい
ストレスだらけだった過去の私について
私は以前、
↓のエッセイ漫画の様に、ストレスだらけの日々を送っていました。
- こんなに頑張ってるのにどうして?
- 生きる意味がわからない
- イライラしてつらい
- 自己肯定感が低い
でも、今はかなりストレスから解放されました。
- イライラしない
- 挑戦するのが楽しい
- 私は私!
- 人生楽しい
私が変われたきっかけは、考え方を変えたからです。
その考え方が、原因自分論でした。
原因自分論の違和感
「原因自分論」とは?
問題が起こったときに、すべての原因は自分にあると考える
リべ大の両学長も、原因自分論について説明していますね。
www.youtube.com以前の私はこう思いました。
「言いたいことは分かる気がする」
「でも…」
- 私が今仕事でイライラしているのも、私のせいなのか?
- セクハラも痴漢もパワハラも、私のせいじゃないのに
- 「原因が自分」なんて、腑に落ちない
ストレス解決を通して、原因自分論について整理できた
私はストレスを解決することを通して、
原因自分論について整理することができました。
その内容を紹介します。
原因自分論について図解
他人と過去はコントロールできない
基本原則として、他人と過去はコントロールできません。
↓の図のオレンジ色の部分は変えられる部分です。
↓の図の灰色の部分は変えることができない部分です。
- 他人の過去は、変えられない
- 他人の未来は、変えられない
- 自分の過去は、変えられない
↓の様に、「近い他人なら変えられる!」と思っている人も居そうですが、他人は他人なので、なるようにしかなりません。恋人や家族も他人なのでコントロールできません。
他人に向かって「こうなってほしいなあ」と思うことはあるかもしれませんね。
そういう場合、変わるための種をまくことはできます。でも、自分で他人をコントロールすることはできません。他人の人生の決定権は、自分ではなく他人にあるからです。
「他人もコントロールできる」と思って行動することは「思い通りにならないストレス」の原因になるので、おススメできません。
あなたが変えられるのは、あなたの未来だけ
あなたがコントロールできるのは、あなたの未来だけです。
だから、問題が起きた時に
- 環境のせいにする
- 他人のせいにする
という事を繰り返しても、何も現状は変わりません。
- ブラックな会社や上司のせいにしても
- 突然車に轢かれて体が不自由になっても
それをずーっとうだうだ言っていても、現状は変わりません。
どんなに理不尽な目にあっても、環境や他人のせいにしても何も変わりません。
残酷ですが、過去も他人も変えられないからです。
「原因自分論」というより「対策自分論」ではないだろうか
ですが、
- ブラックな会社や上司は、確かに原因の1つ
- 突然車に轢かれたら、信号無視したドライバーが原因の1つ
という事も確かです。
「原因自分論」というネーミングには、違和感を覚えますね。
現状を変えたくないないなら、そのままで良いと思います。
しかし
「どうにかストレスを解決したい」と思うのであれば
対策を行う必要があります。
その対策についての考え方が、「原因自分論」の肝です。
大抵の出来事では、原因は複雑に絡み合っています。
- 自分による原因(①)
- 他人や環境による原因(②)
この両方があります。
それぞれ、「自分にできる対策」を考えて行動する。
なぜなら、唯一コントロールできるのが未来の自分だからです。
- ブラックな会社や上司 → 自分にできる対策は、転職や異動
- 事故や病気による体の不自由 → 自分にできることを探す
だから、原因が自分だろうが他人だろうが
対策は自分がやる。
- 過去の問題点を整理する
- 自分にできることを探す
これが原因自分論の本質的な内容じゃないでしょうか。
でもこれって
「対策自分論」「行動自分論」みたいなネーミングのほうがいいんじゃないかな…
と、個人的には思いました!
私が感じていた違和感は、「原因自分論」というネーミングでした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
原因自分論について釈然としない方の、理解の助けになれば幸いです。