こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回は「2022年12月の配当利回りランキング」を紹介していきます!
※この記事の動画版はこちらです↓
100株単位で十分に分散した日本高配当株を始めようとすると、300万円以上かかってしまいます。1株単位で投資ができる証券会社を使えば、20万円でも十分に分散可能です。
1株単位で日本高配当株をやりたい方におすすめなのが SBI証券 です。
SBI証券は
- ネット証券人気No.1
- 口座開設・維持手数料無料
- 日本株の取引シェアNo.1
- 単元未満株の買付手数料無料
と、これから日本高配当株をやりたい方にオススメです!
\おすすめランキング1位/
注意点
私のやっている高配当株投資は、
- 長期的に安定した配当金を得たい!
- 業界分散もしてリスクを抑えたい!
というタイプのもの。
なので、短期投資家の方や高配当を狙わない方にとっては全く罠ではない会社も「罠銘柄」と読んだりしています。
その会社に勤めている人や、投資している人を否定するつもりは全くありません。
投資は目的に応じた手段がそれぞれ違いますし
めちゃくちゃ根本的な事を言うと、投資って何をやっても自由だと思うんですよ。
でも、初めて高配当株投資をやる人にとって
初心者だからわからない!
既にやっている人はどうやって高配当株を
選んでるの?
今月から始めるならどの銘柄がいいの?
そんな疑問に答える記事です!
もちろん、株式投資なので元本保証ではありません
自己責任でお願いします
全体感
カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国の株価指数の推移はこちら。
日経平均は11月と比べて下がりました。アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスなどの先進国のインデックス指数も11月に比べて下がっている状態ですね。
日本&米国の高配当株投資、両方ともちょいちょい購入しても良いんじゃないかなというのが私の意見です。
ドル円の動き
ドル円は12月20日時点で132.9円。いきなり円高が進みました。
いきなりすぎてビビり散らかしました
日銀が12/20の金融政策決定会合で、長短金利操作の運用を一部見直し、許容変動幅の上限を0.5%程度に引き上げました。
2022年10月ごろまではFRB(アメリカ)が利上げをしていて、かつ日銀は利上げをしない(現状の金利をキープ)という状態だったのでドル高、円安になっていました。
FRBの利上げは継続していますが、今回日銀が事実上の利上げを発表したので、一気に131円まで円高になりました。
日銀の黒田総裁は「今回の措置は利上げではない」と発言していますがドル円は円高に動いています。市場は「これは利上げだ」と受け止めているんですかねー。
日銀の発表と日本株価
この日銀の修正を受け、日経平均株価は一時800円以上下落しました。
それに対して、銀行・保険株は急騰。
なぜ利上げによって日経平均が下がり、銀行株が上がったのか?もちろん株価の予想は普通に外れたりするので後付けとしてですが、一般的には次のように言われています。
金利が上がると…
- 企業の借金の支払い利息が増える
- 企業の収益が圧迫される
- 企業の新たな借入がしにくくなる
- 株価が下がる
金利が上がると銀行&保険株は…
- 銀行の収益源はお金を貸したときの金利
- 金利が上がれば金利収入が増える
- 業績向上、株価上昇
ぐだぐだと書きましたが、ドル円も下落の時期も結局予想はできません。「今は投資しない方がいいのか?」とか考えずに、基本的にインデックスファンドを淡々と積み立てる。人によっては長期での高配当株投資。が大事ですね!
配当利回り3.75%以上の銘柄
配当利回りが3.75%以上の銘柄は780社です。株価が下がったので、かなり銘柄数が増えました。
12月は日本だけでなく世界的に株価は下がっていますし、配当利回りが高い銘柄も増えました。
バーゲンセールというほどではないですけど、コロナショック時と同じ程度の水準なので、優良高配当株を買いやすい状況だと考えています。
配当利回りランキング
Yahoo!ファイナンスで「配当利回りランキング」が見られます。今月新しく配当利回り3.75%以上になった銘柄は200銘柄以上ありましたが、ほとんど罠銘柄。
- 赤字
- 減配
- 営業利益率、ROE8%以下
- 営業CFがマイナス
- 記念配当で配当金が上がっただけ
- 不祥事
配当利回りランキング上位100位以内の銘柄は、ほぼ↑の理由で罠銘柄です。IR BANKですぐ調べられるので、気になる方はIR BANKでチェックしてみてください。
「どんな銘柄が罠銘柄なのか知りたい!」という方はこちらの動画でわかりやすく説明したので、見てみてください。
中でも気になった銘柄はこちら。
MS-JAPAN、IDEC、スター精密、スバル興業、ニチレキは今すぐ買いたいとは思いませんが財務が基本的に良さそうです。「今後もっと財務が良くなったり現在の課題が解決されるなら買っても良いかも」という感じです。
朝日ネット、アイネットの詳細はこちら。
アイネットは累進配当政策、増配予定なので魅力的です。ただ、営業利益率、流動比率が未達なので「安心して買える」というよりは「検討可能なレベル」という判断です。
朝日ネットは財務◎!減配もないので文句なしです。
朝日ネットの財務
朝日ネットの財務は下記。(IR BANKで閲覧可能)
売上高に対する利益の割合で、企業の収益性を計る尺度。10%以上は欲しい。
人で例えると営業利益率が高い人は「貯蓄率が高い人」。同じ稼ぎでも、家賃や食費が少ない人の方が貯蓄率は高い。そういう人はお小遣い(配当金)を払う余力がありそうですよね。
営業利益率は10%以上なら優良企業なので、16%取れているのはかなり優秀!
自己資本比率は50%以上欲しいところ、87.2%。優秀!
総資本に対する自己資本の割合で、会社経営の安定性を表す数値。40%以上は欲しい。自己資本比率が高いほど倒産しにくい。
人で例えると、自己資本比率が高い人は「借金が少ない人」。借金は少ない方が破産しにくそうだし、お小遣い(配当)の継続力も高そうですよね。
営業CFは「その年の本業での稼ぎ」なので、毎年プラスになっていて優秀です。
本業による収入と支出の差額。営業CFはプラスであることが大前提。営業CFがマイナスの会社は、「売上げ不振」「経費が多すぎる」などの問題点があります。
人で例えると、営業CFがプラスの人は「家計が黒字の人」。
配当金は減少なしで、増加傾向。配当性向は50%以上だと「無理して配当金を出している」ので不安になりますが、46%なのでOK。
1株当たり当期純利益に対する1株当たり配当額の割合。会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示しています。30%〜50%が良いです。
人で例えると、配当性向が高すぎる人は生活費だけで生活がカツカツなのに無理してお小遣い(配当)を支払っています。いずれ「お小遣い減らします」と宣言されそうで怖い。
もし今月から始めるなら
私がもし今月から高配当株投資を始めるなら、この23銘柄を買います!
この23銘柄全体での配当利回りは4.11%です。
資金が30万円。24万円をこの銘柄の購入にあてて残りの6万円は待機枠としています。
赤色になっている銘柄は景気敏感株です。「これを参考に買おうと思っているけど、全部は買えないから5社だけ選んで買おう」という方は赤色の景気敏感株だらけにならない様に注意してください。
冒頭で説明したように、銀行・保険株は日銀の発表を受けて軒並み急騰したので、株式数を少なめにしました。とはいえ利回りは4%以上と良い水準なので、人によっては銀行株をもっと手厚く買ってみてもOKです。
セクター、つまり業界はこちらです。
長期的に安定な配当金を得たい場合、特定の業界に集中せず、分散させるのも大事です。
今回のポートフォリオは「情報・通信」の割合が多くなっているとは思うんですけど「今月から高配当株を始めよう!」という人が最初からセクターを均等にしようとしなくても大丈夫。数年間かけてゆっくりと割安な株を買っていってセクターのバランスも整えていけば大丈夫です。
おすすめ証券会社
業界分散を十分に行い、安定した配当金を得るには30銘柄以上は保有したいところ。でも、100株単位で30銘柄以上を買おうとすると、数百万円以上かかってしまいます。
そんなお金ないよ!少額で始められないの!?
1株単位で日本高配当株をやりたい方におすすめなのが SBI証券 です。SBI証券なら30万円からでも分散しつつ優良な高配当株に投資できます。
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日本高配当株だけでなく、米国高配当株投資をやりたい方やNISAにも向いている証券会社です。
私が今から始めるとしても、絶対 SBI証券 を選びます
私も投資ゼロ、貯金ゼロから始めて
コツコツと投資をして
今では月1万円の配当金をいただけるようになりました。
一緒に頑張っていきましょう!
↓こんな動画も出していますので、参考にしてください!