こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回は「2023年1月の配当利回りランキング」を紹介していきます!
- 最近の日本株、米国株はどうなのか
- 高配当株は買い時なのか
- 今月から日本高配当株を始めるならどの株を買うか
↓この記事の動画版はこちら!
100株単位で十分に分散した日本高配当株を始めようとすると、300万円以上かかってしまいます。1株単位で投資ができる証券会社を使えば、20万円でも十分に分散可能です。
今から日本高配当株をやりたい方におすすめなのが SBI証券 です。
SBI証券は
- ネット証券人気No.1
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と、これから日本高配当株をやりたい方にオススメです!
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注意点
私のやっている高配当株投資は、
- 長期的に安定した配当金を得たい!
- 業界分散もしてリスクを抑えたい!
というタイプのもの。
なので、短期投資家の方や高配当を狙わない方にとっては全く罠ではない会社も「罠銘柄」と呼んでいます。
その会社に勤めている人や、投資している人を否定するつもりは全くありません。
投資は目的に応じた手段がそれぞれ違いますし
めちゃくちゃ根本的な事を言うと、投資って何をやっても自由だと思うんですよ。
でも、初めて高配当株投資をやる人にとって
初心者だからわからない!
既にやっている人はどうやって高配当株を
選んでるの?
今月から始めるならどの銘柄がいいの?
そんな疑問に答える記事です!
もちろん、株式投資なので元本保証ではありません
自己責任でお願いします
全体感
カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国の株価指数の推移はこちら。
日経平均は12月と比べて上がりました。アメリカ、ドイツ、カナダ、イギリスなどの先進国のインデックス指数も12月に比べて上がりました。
バーゲンセールではないですが、日本&米国の高配当株投資、両方ともちょいちょい購入しても良いんじゃないかなというのが私の意見です。
ドル円の動き
ドル円は1月21日時点で129.6円。
2022年10月をピークに、円高傾向です
基本的に、ドル円のバランスはアメリカと日本の金利のバランスで決まります。
↓のように、2022年10月ごろまではFRB(アメリカ)が利上げをしていて、かつ日銀は利上げをしない(現状の金利をキープ)という状態だったのでドル高、円安になっていました。
それが、↓のように2022年11月以降は円高ドル安が進みました。日銀が事実上の利上げを発表した影響ですね。
2023年1月22日時点では
- 日銀は現状維持(金利キープ)を発表
- FRBは利上げ幅を0.25%に戻す身通し(利上げペースが落ちる)
という状況なので、金融の専門家たちは「2023年は1ドル122〜125円程度に安定するだろう」と予想している方が多いですね。
日本の12月物価は去年よりも4%UP
この記事を見ている方は、資産収入だけで生活するFIREに興味がある人も多いと思います。
- アメリカの物価上昇率は平均年率3%
- アメリカの株(S&P500など)のリターンは平均年率7%
- 7%ー3%=4%で、投資資産を4%ずつ取り崩せば資産を減らさずに生活が可能
- 実際、多くのケースで30年後の資産は増えるとされている(トリニティ・スタディ)
- だから、年間生活費の25倍の資産を貯めればFIRE可能
4%ルールは、アメリカで暮らす場合のルールです。日本で暮らす場合は、日本の物価上昇率を参考にする必要があります。
日本の12月の消費者物価指数は、去年の12月に比べ4%アップしました。つまり、物価上昇率は4%でした。
- 「消費者が購入するモノ・サービスを対象とした価格」を集計した指数
消費者物価指数が去年に比べて4%アップってどういうこと?
ざっくり言うと
物の値段が4%UPするから、生活費も4%UPってこと!
これは1981年12月以来、41年ぶりの上昇率です。ただ、4%と言うのは2022年12月単体の話で、2022年の年間を通すと2%の物価上昇率でした。
ここで注意したいのは、最近「FIRE卒業」が話題になっていますが
- インデックス投資の平均リターンは5%〜7%だけど、年単体で見れば-60%のこともある
- 物価上昇率はアメリカでは平均3%、日本では平均1.7%だけど、年単体・月単体で見ればもっと上がることもある
- つまり、「株価が下落したのに生活費が増える」という年が発生する可能性も十分にある
ということを意識しておくのが大事です。2022年は株価が下がって物価が上がるという、FIREした人には厳しい年でした。特に2022年12月は物価上昇率が4%と高かったので厳しかったと思います。
なので、FIREを目指している人はこういったケースも想定して「ギリギリFIRE」ではなく余裕を持ったFIREや、サイドFIREを視野に入れて考えるのが良いんじゃないかな、というのが個人的な意見です。
その点、高配当株投資なら事前に配当金が分かっているため、計画が立てやすいですし安定感があります
配当金も下がったりはしますけど株価ほど激しくはありません。もちろん、物価上昇率の影響は受けますけどね。
まだ経験したことがないので分かりませんが、心理面と合理面、どっちもカバーしておいた方が良さそうです。
以上のような現実があるので
- リターンの合理性最強のインデックス投資
- 心理面を補強する高配当株投資
この組み合わせで両方やっていくというのが私のスタンスです。
配当利回り3.75%以上の銘柄
配当利回りが3.75%以上の銘柄は740社です。高配当な銘柄数が多いです。
バーゲンセールというほどではないですけど、高配当株の株はコロナショック時と同じ程度の水準。優良高配当株を買いやすい状況だと考えています。
配当利回りランキング
Yahoo!ファイナンスで「配当利回りランキング」が見られます。今月配当利回り3.75%以上になった銘柄は740銘柄ありました。ランキング上位20位はこちら。
私にとっては、ほとんど罠銘柄。
JT、日本特殊陶業、三ツ星ベルトは「人によってはポートフォリオの一部に加えてもいいかな」と言う銘柄で、「絶対欲しい!」という程ではないです
- 赤字
- 減配
- 営業利益率、ROE8%以下
- 営業CFがマイナス
- 記念配当で配当金が上がっただけ
- 不祥事
配当利回りランキング上位100位以内の銘柄は、ほぼ↑の理由で罠銘柄です。IR BANKですぐ調べられるので、気になる方はIR BANKでチェックしてみてください。
「どんな銘柄が罠銘柄なのか知りたい!」という方はこちらの動画でわかりやすく説明したので、見てみてください。
新規登場銘柄はこちら。
ノエビアHD、アネスト岩田は財務が良さそうです。でも、あえて今買わなくてもいいかなと言う判断です。
判定NGの項目は赤色にしています。
「営業利益率」「ROE」とか書いてあるけど何!?意味不明!
このあと説明するので安心してください!
要するにノエビアHDもアネスト岩田も「財務は良さそうだけど配当狙いで今買うのはイマイチかも」ってことです!
アネスト岩田の財務
アネスト岩田の財務を見ながら、専門用語の解説をしていきます(データはIR BANKで閲覧可能)
売上高に対する利益の割合で、企業の収益性を計る尺度。10%以上は欲しい。
人で例えると営業利益率が高い人は「貯蓄率が高い人」。同じ稼ぎでも、家賃や食費が少ない人の方が貯蓄率は高い。そういう人はお小遣い(配当金)を払う余力がありそうですよね。
営業利益率は10%以上なら優良企業。アネスト岩田は10.42%なので、営業利益率は合格ライン。
自己資本比率は50%以上欲しいところ、63.8%。優秀!
総資本に対する自己資本の割合で、会社経営の安定性を表す数値。40%以上は欲しい。自己資本比率が高いほど倒産しにくい。
人で例えると、自己資本比率が高い人は「借金が少ない人」。借金は少ない方が破産しにくそうだし、お小遣い(配当)の継続力も高そうですよね。
営業CFは「その年の本業での稼ぎ」なので、毎年プラスになっていて優秀です。
本業による収入と支出の差額。営業CFはプラスであることが大前提。営業CFがマイナスの会社は、「売上げ不振」「経費が多すぎる」などの問題点があります。
人で例えると、営業CFがプラスの人は「家計が黒字の人」。
配当金は2017年に22円から20円に減っています。基本的には増加傾向ですね。
配当性向は50%以上だと「無理して配当金を出している」ので不安になりますが、34.8%なのでまだまだ余裕がありそうです。アネスト岩田は「増配を目指す」と明言してくれているので、今後が気になりますね。
1株当たり当期純利益に対する1株当たり配当額の割合。会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示しています。30%〜50%が良いです。
人で例えると、配当性向が高すぎる人は生活費だけで生活がカツカツなのに無理してお小遣い(配当)を支払っています。いずれ「お小遣い減らします」と宣言されそうで怖い。
と、財務はいい感じです。
財務が良いのに買わないって判断したの?なんで?
私がアネスト岩田を買わない理由はこちら
- 減配したことがある&景気敏感株
- 同じくらいの配当利回りでも、もっと財務優良な企業がある
- 同じくらいの財務でも、もっと配当利回りの高い企業がある
アネスト岩田は塗装機やコンプレッサ等の各種機器を製造していて、塗装機で国内シェアトップです。機械メーカーなので景気敏感株です。
景気敏感株は、経済危機など景気の動向によって業績が大きく変動する銘柄のことです。 主に、半導体、化学、電気、輸送用機器、銀行、不動産、非鉄、鉄鋼、機械、商社などの業界の銘柄が景気敏感株です。
景気敏感株なので、不景気の時は配当金が下がる懸念があります。景気が良い時はすんごい配当金が出たりしますが減る時はめっちゃ減ります。
ちなみに電気、水道、鉄道、通信などのインフラ業界は景気に左右されにくい「ディフェンシブ株」です。
アネスト岩田は配当利回りが3.76%で、低めです。一回減配したことも考えると、不景気の時にもっと配当利回りが下がるかも…という懸念があります。
あと、あえてアネスト岩田を買わなくても、同じ配当利回り3%台でも財務が堅調で減配を一回もしたことがない企業もあります。なのであえて買わなくてもいいんじゃないかな…という判断です。
もし今月から始めるなら
私がもし今月から高配当株投資を始めるなら、この24銘柄を買います!
この24銘柄全体での配当利回りは3.93%です。
資金が30万円。23万円をこの銘柄の購入にあてて残りの7万円は待機枠としています。
赤色になっている銘柄は景気敏感株です。例えば「これを参考に買おうと思っているけど、全部は買えないから5社だけ選んで買おう」という方は赤色の景気敏感株だらけにならない様に注意してください。
セクター、つまり業界はこちらです。
長期的に安定な配当金を得たい場合、特定の業界に集中せず、分散させるのも大事です。
今回のポートフォリオは「その他金融業」の割合が多くなっているんですけど「今月から高配当株を始めよう!」という人が最初からセクターを均等にしようとしなくても大丈夫。数年間かけてゆっくりと割安な株を買っていってセクターのバランスも整えていけば大丈夫です。
おすすめ証券会社
業界分散を十分に行い、安定した配当金を得るには30銘柄以上は保有したいところ。でも、100株単位で30銘柄以上を買おうとすると、数百万円以上かかってしまいます。
そんなお金ないよ!少額で始められないの!?
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日本高配当株だけでなく、米国高配当株投資をやりたい方やNISAにも向いている証券会社です。
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私も投資ゼロ、貯金ゼロから始めて
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一緒に頑張っていきましょう!
↓こんな動画も出していますので、参考にしてください!