こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回のテーマは「今から日本高配当株始めるならこの11銘柄」!
この記事を最後まで見れば、以下の内容が分かります。
- 最近の日本株、米国株はどうなのか
- 高配当株は買い時なのか
- 今月から日本高配当株を始めるならどの株を買うか
※6/29時点での情報です。
今から日本高配当株をやりたい方におすすめなのがSBI証券です。
SBI証券は、日本株の投資をやりたいなら現在トップの証券会社で、手数料が安く取り扱い銘柄数が最も多いです。
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↓この記事の動画版はこちら!
注意点
私のやっている高配当株投資は、以下のようなタイプのものになります。
- 長期的に安定した配当金を得たい!
- 業界分散もしてリスクを抑えたい!
なので、短期投資家の方や高配当を狙わない方にとっては全く罠ではない会社も「罠銘柄」と呼んでいます。
その会社に勤めている人や、投資している人を否定するつもりは全くありません。
投資は目的に応じた手段がそれぞれ違いますし、投資って何をやっても自由だと思うんですよ。
でも、初めて高配当株投資をやる人は「投資は自由です!」って言われても
いや、何から始めたらいいの?
既にやっている人はどうやって高配当株を選んでるの?
ってなりますよね。
そんな疑問に答える記事です!
もちろん、株式投資なので元本保証ではありません
自己責任でお願いします
投資ニュース
こちらは過去1年間の先進国の主要な株価指数です。
6月の株価指数は、日本株と米国株は上昇、他はほぼ横ばいという結果でした。
米国株は、消費関連株やハイテク株、不動産関連の株が上昇しました。
6月のニュースはこちら。順番に解説していきます。
- 1ドル144円 円安が止まらない
- 日本株が急上昇
ニュース①1ドル144円 円安が止まらない
過去5年間のドル円チャートがこちら。
6/29時点で1ドル144.3円です。2022年10月の円安に迫る勢いですね。
ここで、なぜ円安なのか?というのを解説します。
円安や円高と、世界の株価ってすごく密接に関係しているんです。
こういう話が苦手な方も安心してください。
お金関連の話って何かと難しい用語が多くて嫌ですよね〜。
私も4年前は、円安や円高が自分の生活にどう影響しているのか、理解していませんでした。
まずはこういった用語に慣れることが大事だと思います。最初は分からなくても、読み流してみてください。
この記事のような「高配当株記事」は毎月出していて、その都度主な投資に関係するニュースを紹介しています。
毎月この記事を読めば、ちょっとずつ理解度が上がっていくはずです。
ちょっとずつ一緒に勉強していきましょう!
基本的に、ドル円のバランスはアメリカと日本の金利のバランスで決まります。
金利っていうのは、お金を貸した時にもらえる利息ですね。銀行の金利とか、住宅ローンの金利の元を決めているのは、各国の中央銀行です。
↓のように、2022年10月ごろや現在(2023年4月以降)は、FRB(米中央銀行)が利上げをしていて、かつ日銀(日本中央銀行)は利上げをしない(現状の金利をキープ)という状態だったためドル高、円安になっています。
現状、
- FRBは年内あと2回の追加利上げを示唆している
- 日銀は金融緩和(利下げ)を維持している
という状態のため、ドル高円安になっています。
逆に、例えば2022年11月頃のようにFRBが利上げをせず、日銀が利上げをすることを宣言すれば円高ドル安が進みます。
ということで、今回は円安が進んでいるということです。
円安の私たちの暮らしへの影響は下記。
この円安は、「ニュース②日本株が急上昇」とも深く関わりがあります。
ニュース②日本株が急上昇
5月に引き続き、日本株は上昇しました。
↓は1991年1月以降の日経平均株価。
爆上がりやんけ…
6月29日には、33,494円まで急上昇しました。
日本高配当株への投資家としては、嬉しいニュースですね。
アメリカのハイテク株が上がったのを受けて、東京市場でも半導体関連の会社の株が上がったため、日経平均株価も上がりました。
ここ最近の日本株の勢いは、主に海外投資家が日本株を買っているからです。
海外投資家はなんで日本株を買っているの?
海外投資家が日本株を買う理由は2つあります。
1つ目の理由がこちら。
海外投資家「めっちゃ円安だから、ドルやユーロで日本円をたくさん買えるぞ〜!」
「ニュース①1ドル144円」のところでも説明したように、円安が進んでいます。
過去5年間のドル円チャートがこちら。
日本株は円で買うものです。なので、普段ユーロやドルで資産を持っている海外投資家の方々は、円安の今「円をたくさん買う」ということができます。
つまり、日本株が上がっているとはいえ、それは円で見た時の話。
ドルやユーロで見れば、円自体が安くなれば日本株も安くなります。
↓ドルで見た時の日経平均株価。6月半ばをピークに下がっています。
そのため、海外投資家たちが日本株をたくさん買っているということです。
海外投資家が日本株を買う理由の2つ目はこちら。
海外投資家「日本企業、本来の価値よりも過小評価されてね?」
海外投資家「優良なのに株価が安い企業がある!買っとこ!」
ということですね。
つまりどういうことかっていうと、日本企業の株は、他の国の企業の株よりもPERが比較的低いです。
PERとは「Price Earnings Ratio」の略。
株価が1株当たり純利益(EPS:Earnings Per Share)の何倍まで買われているかを見る投資尺度です。
現在の株価が企業の利益水準に対して割高か割安かを判断する目安として利用されます。
(SMBC日興証券より引用)
PERが低いというのは、「その企業が出す利益に対して株価が割安ですよ」ということです。
本来、利益をたくさん出せる企業は価値が高いので、みんなが株式を買います。そうすると、株価は高くなります。
しかし、日本企業は利益を出している割には株価が上がっていないということです。
これを、株のニュースや記事では専門用語を使って「PERが低い」と表現しているということですね。
日本株は他の国の株に比べてPERが低いため、今後もっと株価が上がる底力があるのではないか?と考えた海外投資家たちが日本株を買っているということです。
今月は個人的には下記のスタンスです。
- 米国高配当株は様子見(下がったら買う)
- 日本高配当株は全体的に上がっているので基本買わない(配当利回りが高い銘柄を見つければちょっと買うかも)
- インデックス投資は淡々と積立を継続
米国高配当株ETFであるSPYD、VYM、HDVは、下記の通り最近下がり気味なのでちょっと気になっています。
ただし、下記も大事です。
- 「自分のリスク許容度以上に投資をしていた!」と気付いた人は投資金額を減らす検討をすることも大事
- 今、日本株を爆買いする人が爆勝ちする未来は否定できない
- 今後15年間全世界株インデックスが下落し続ける未来も否定できない
私は短期投資家ではないですし短期投資で失敗する人の方が多いというデータもありますが、短期投資で成功する人がいるのも事実です。
ということで、投資は自由ですし、株価が上がるかどうかなんて誰にもわかりません。慎重に冷静に検討するのが大事ですね。
配当利回り3.75%以上の銘柄
配当利回りが3.75%以上の銘柄は591社です。5月よりは高配当銘柄数が減りました。
日経平均株価は爆伸びしたので、あまり積極的に日本の高配当を買いたい状態ではないですね。
自分のポートフォリオを見て、分散のバランスを整えるためにちょっとだけ買うとか、割安な銘柄を見つけたら買うとか、そのくらいで良いと思います。
配当利回りランキング
Yahoo!ファイナンスで「配当利回りランキング」が見られます。ランキング上位20位はこちら。
赤いところが私にとっての罠銘柄ですね。ほぼ罠銘柄です
JTは「人によってはポートフォリオの一部に加えてもいいかな」という銘柄で、「絶対欲しい!」という程ではないです。
- 赤字
- 減配
- 営業利益率、ROE8%以下
- 営業CFがマイナス
- 記念配当で配当金が上がっただけ
- 不祥事
配当利回りランキング上位100位以内の銘柄は、ほぼ↑の理由で罠銘柄です。
IR BANKですぐ調べられるので、気になる方はIR BANKでチェックしてみてください。
「どんな銘柄が罠銘柄なのか知りたい!」という方はこちらの動画でわかりやすく説明したので、見てみてください。
用語解説はこちらです。
今月、新たに登場した銘柄は下記の7銘柄でした。
特に魅力的な新規登場銘柄は無しでした。
もし今月から始めるなら
私がもし今月から高配当株投資を始めるなら、この11銘柄を買います!
この11銘柄全体での配当利回りは3.75%です。
資金が30万円。7.7万円をこの銘柄の購入にあてて、残りの22万円は待機枠としています。
赤色になっている銘柄は景気敏感株です。
現在、日本株は高騰しています。
そのため、
- 財務優良
- 安定配当
- 株価が割安
- 配当利回りがポートフォリオ全体で3.75%以上になるようにする
上記の4つの条件を満たす銘柄を厳選すると、11銘柄にまで減ってしまいました。
長期的に安定な配当金を得たい場合、特定の業界に集中せず、分散させるのも大事です。
1つの会社や、1つの業界に集中投資するのはリスクが高いと考えています。
極論、その会社や業界が潰れたら一気に資産がなくなりますからね。業界ごとに株価の値動きは似ている傾向にあります。
なので、理想は業界も分散したいのですが…。
今月紹介した高配当株はたったの11銘柄。
そのため、業界分散もうまくできていません。特に銀行・金融関連の株に集中してしまっています。
ただ、「今月から高配当株投資を始めたい!」という方は今月で無理に分散しようとしなくて良いと思います。ゆっくりポートフォリオを作り上げていけばOKです。
業界分散を十分に行い、安定した配当金を得るには30銘柄以上は保有したいところ。
日本株は基本、100株単位でしか買えません。
なので、十分に分散するために100株単位で30銘柄以上を買おうとすると、資金が数百万円以上必要になってしまいます。
でも、そんなお金はないですよね。私もないです。
なので、日本高配当株をやるには1株単位で投資ができる証券会社が必要です。
SBI証券なら「S株」サービスを利用すれば、20万円からでも分散しつつ優良な高配当株に投資できます。
活用して資産形成に役立てましょう!
↓こんな動画も出していますので、参考にしてください!