有名な節約家の方や、私の実体験から
節約家に共通する3つのメンタルについて紹介します。
それはこの3つです。
★「自分」と「世間の普通」を切り分けよう
★悩みを解決しよう
★自分にとって好きな事やどうでもいい事を見極めよう
私は20代の独身女で、一般会社員です。
一昨年くらいまでは年間100万貯金もできなかったんですが
去年は年間300万円貯金を行い
現在の総貯蓄額は600万円を超えました。
<あわせて読みたい>【年間300万貯金】めっちゃ楽!固定費節約6つのコツ①
↓家計簿アプリのスクショ。
「節約=我慢」ではありません。
私がそう言い切れるのは、
浪費していた数年前よりも、年間300万貯金している今のほうが快適だからです。
「自分」と「世間の普通」を切り分ける
1つ質問なのですが、
本来不要なものに対して、
いわゆる「世間の普通」レベルにお金を使っていませんか?
世間には
- 月収手取りの15%が食費
- 「普通」皆このくらいの浪費はしている
- 「普通」これは持ってる(車、家、テレビ…)
といった意見が溢れています。
そして、これに踊らされてお金を使うと、
- 皆と同じようにしてるのに満足できない
- 節約したいけどできない、よくわからない
- そんなケチケチしていたらつらいし、そこまでして節約したくないよ
という事になってしまいます。
- 自分にとって欲しいもの(本当に求めている、満足のいく浪費)にお金を使う
- なんとなくお金を使う(=本来は不要なものにお金を使う)ことをゼロにする
これが、1番人生における満足度を高くキープできる節約ですよね。
私の場合は自販機で買い物をしたり、コンビニには行きません。
これは、自販機でジュースを買っても大した満足感は得られないからです。
たった100円でも、不要だから買いません。
細かいところは人によりますが
基本の考え方は万人に共通します。
最初は試行錯誤が必要になりますが、慣れてくれば
「あ、自分は意外とこの部分はお金かけなくても満足できるな」
「でもこの部分はご褒美欲しいな」
と分かってくるはずです。
そうやって、無理のない節約を続けていくことで
我慢はしてないけど、節約できた!
という結果につなげることができますよ。
満足度についての具体的イメージ
↓の記事でも紹介しましたが
一回生活レベルを下げてみると、真に自分の求める生活レベルが分かったりします。
<あわせて読みたい>【年間300万貯金】圧倒的に貯金するための方法を4ステップで具体的解説
図で書くとこんなイメージですね。
世間では↓くらいの生活が普通で、
現在こういう生活レベルで生活しているとします。
でも、自分にとってそれが快適かは別問題ですよね。
自分にとって↓くらいの生活が快適だとします。
でも、これはほとんどの場合
最初は自覚できていないです。
なので、とりあえず生活レベルを下げてみる。
ここに差がありすぎると「つらい」となります。
「つらい」と感じるかどうかで、自分の求める生活レベルが分かります。
なので、つらい部分だけ生活レベルを上げたり、工夫したりします。
↑の図の場合だと、食事と趣味にはお金をかけて
住宅、電気・ガス、日用品は 生活レベルを下げたままでも大丈夫です。
これで、自分にとって快適で無駄のない生活レベルが完成するわけです。
- 「世間の普通」は、自分にとって快適とは限らない
- 「世間の普通の生活レベル」は無視
- 自分にとって快適なレベルを模索しよう
悩みを解消しよう
節約したい方はまず悩みを解決するのが1番なんじゃないかと思うんです。
・会社の人間関係
・セクハラ
・パワハラ
etc…
こういう、ある種の危機に置かれている人にとって
「節約、貯金」とは、かなり遠い存在のはずです。
- 深刻な悩みは現在の自分を揺るがすもの
- 節約、貯金は未来を見据えたもの
深刻な悩みがある状態は、
現在の自分の土台が危ういということです。
この状態で節約しようとしても、おそらくけっこうつらいと思います。
ストレスを解決したら、節約も上手くいった
私は以前、↓の漫画で描いたような悩みを抱えていました。
- 生きる意味が分からない
- 会社がつらい
- イライラする
こういう状況で、節約どころではなかったです。
ストレス解消のために浪費を繰り返していました。
でも、
ストレスを解決したら、
節約や貯金も上手くいくようになりました。
将来の事を見据えて生きることを意識できるような、心の余裕が生まれました。
- まずは生活の土台を安定させよう
- 悩みを解決しよう
- ストレスによる浪費を減らそう
悩みはあるけど、節約を頑張っている方へ
逆に、深刻な悩みがあるのに節約できている人は
結構精神力あると思います。
すごいです。
すごいんですが、そのままではいつか息切れしてしまいます。
悩みの解決に向けて
- 少しでも休む
- 職場が原因なら転職活動を始める
- 心療内科やカウンセリングを受ける
等の対策を考えましょう。
って、言うだけなら簡単ですよね。ごめんなさい。
でも、自分が変えないと状況は変わりません。
ちょっとずつで良いので、変えていきましょう。
あなたの好きなことは何?どうでもいいことは何?
節約というと、
- やりくり
- テクニック
とかに目が行きがちですが、
どこを削るかは、結局自分と向き合うのが1番です。
自分にとって不要なものは削り
好きなものは他人よりもお金をかけていい。
無理して好きなものをやめてお金を貯めても、
なんのために生きているのか分からなくなってしまいます。
自分の好きなこと・やりたい事がわからない人って結構いると思います。
そういう人に、
「世間の普通の支出なんて気にせず、
自分の好きなことにお金をかけて、
そうでないものは切り捨てれば節約できるよ」
って言ったって、自分の軸がないから、自分の好きなことに振り切れないんですよね。
だから、
「なんとなく流行ってるし、これは買っておこう」
「年収〇〇万の家計簿ってみんなこんな感じなのか。同じ感じにしよう」
みたいなことになりがちです。
自分の満足を主軸に考えないから、
たいした満足もできない上に貯金もできない。
その結果、
「頑張ってるのになんだかしんどいなあ」
という状態になるんだと思います。
一見、無関係で遠回りですが、
「実直に自分と向き合うこと」と「節約貯金」は密接に関係しています。
これが実は1番近道です。
- 自分を知ろう
- 実直に自分と向き合おう
- 好きな事に振り切ろう
節約は人生
私は節約が好きで、もはや趣味の域になっています。
収入に対する貯蓄の割合が高い人(貯蓄率が高い人)の
Twitterやブログ、書籍などを読むと、必ず
「自分と向き合い、好きなことをやる」
「世間では必要なものでも、自分にとって不要なものは削る」
という考えを背景に書かれています。
自分が節約に成功してから分かったのですが、こういう人たちは
「もともと自分を知っているから節約できた」というわけではないです。
- 自分を知っているから節約できる
- 節約を通して自分を知る
この両輪で、試行錯誤しながら節約していきましょう!
ここまで読んでくださってありがとうございます。
これを読んだ皆さんが、
節約を通して豊かな人生を送れるようになりますように。
↓今回のまとめです。
★「自分」と「世間の普通」を切り分ける
★悩みを解決しよう
★自分にとって好きな事やどうでもいい事を見極めよう