こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
私は7年前から積立NISAを開始し、年収350万円・貯金40万円から資産1000万円を達成した方法について発信しています。
今回のテーマは「NISAの実績公開(32ヶ月目)」です。
今回は、2024年1月から2026年5月まで新NISAをやった結果を報告します。
投資初心者さんからすると、「NISAって実際どうなの?」「NISAを始めたけど、自分以外の人の成績が気になる」と不安になりますよね。私も最初は不安で、他の人の投資結果を調べていた時期があります。
この記事では以下の解説をしながら初心者さんの不安を解決していきます。
- NISAって実際どうなの?
- 何から始めれば良いの?
- 下落はどうだった?
- 資産が増えたら、下落が怖くなるのでは?
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新NISAを2年8ヶ月やった結果(リターンと資産額)
早速ですが、2年8ヶ月間の新NISAの結果を報告します。

私はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を以下の金額購入しています。
- 年初に240万円を購入(成長投資枠)
- 毎月10万円積立(積立投資枠)
NISAの枠の上限値(年間360万円を購入中です。)
元本は1040万円、現在の評価金額は1451万円、リターンは+411万円(+39.5%)です。
このリターンに関しての私の感想は以下です。
- 全世界株インデックスの今までの年率平均リターンは8%
- 2年8ヶ月で+39.5%というリターンは、過去データからすると高すぎる
- 2025年4月はトランプショック。2026年3月は10%くらい下落。
- 1年で±40%くらいは当たり前。保有&積立継続しました。
2026年もリターン高めの印象です。
- 2023年:+22.20%
- 2024年:+17.49%
- 2025年:+22.34%
- 2026年:+14.38%(8月まで)
ACWI(全世界株インデックス)の過去30年リターンは平均8%ですが、ここ最近はかなり高いですね。
調子に乗らず、下落に備えたいですね。
2019年11月〜の積立NISAと新NISAの実績を合わせると以下です。

こちらは+58.7%と、かなりプラスです。だいたい1.6倍ですね。
プラスの結果が出ていますが、私は何も特別なことは行っていません。同じ時期に全世界株インデックスを積み立てた人であれば、難しいことは何もせずとも、同じリターンになっているはずです。
下落は当たり前
↓は、過去5年間の全世界株とS&P500の変動です。

最近は、1年を通して見ると全世界株インデックス指数のリターンは20%近くあります。しかし、短期的な下落もありました。
2026年3月には、S&P500も全世界株も下落しました。
- 全世界株式(ACWI):-9.7%
- S&P500:-9.1%
2週間ほどで回復したものの、最近投資を始めた人はヒヤヒヤした方もいらっしゃるかもしれませんね。
投資を始めたての頃は、下落や上昇で一喜一憂してしまいがちです。
でも、こういった下落は何回も起きます(「今後、絶対100%下落は来る!」とは言えませんが、ほぼ確実に下落は来るでしょう。)
過去データから、平均5年に1回は20%以上の下落が起きています。

一方で、以下が素人でもプロ並みの成績を出せる可能性が高い方法だと言われています。
- コストが低い(年率0.3%以下)
- 全世界株インデックスファンドを選ぶ
- 無理のない金額を積み立てる
- 15年以上保有し続ける
- 短期での売り買いはしない
15年以上の長期保有をする中で、いわゆる「暴落」は3回は来ると思っておく。その上で、暴落しても良い金額を投資する。
ということが、長期でのインデックス投資をする中で大事なことですね。
↓過去18年間の全世界株式インデックス(ACWI)の値動きはこちら。18年間という長期目線では、2026年3月の下落が「些細なこと」に見えますね。

下落はよくあることです。なので一般的には以下のように言われています。
- 月の生活費3〜6ヶ月分を貯金してから投資をしよう
- 5年以内に必要なお金は、投資ではなく貯金で用意しよう
- 「50%下落しても投資を続けられる」と思える、無理のない金額を投資しよう
下落したとき、私が実際に思っていること
ここからは、今回いちばんお伝えしたい話です。
先日、セミナーで「資産が大きくなると暴落したときの下げ幅も大きくなると思いますが、そのときどんなマインドでいますか?」というご質問をいただきました。
とても良い質問だと思ったので、私の率直な答えをここに書きます。
「いつものことだなー」
「高配当株の利回りが上がっていたら買い増しかな」
本当にこれだけです。
カッコつけているわけではなく、本当にこの2つしか思っていません。
でも、投資を始めたばかりの頃の私は違いました。毎日アプリを開いて評価額を確認し、赤字の日はモヤモヤする、そんな感じでした。
変わったのは相場ではなく、私の「数字の見方」です。
「円」で見るから怖い。「%」で見れば同じ
資産が増えると、下落したときの金額(絶対値)はどんどん大きくなります。
でも、%(割合)は変わりません。
- 資産100万円のとき → -10%は-10万円
- 資産1,000万円のとき → -10%は-100万円
- 資産5,000万円のとき → -10%は-500万円
下げ「幅」は50倍。でも下げ「率」は全部同じ。
「-500万円」と円で見ると、年収がまるごと消えたように感じてしまいますよね。心臓に悪いです。
でも「-10%」と%で見れば、資産100万円のときに-10万円だったのと全く同じ出来事です。
%(割合)で思考できるようになると、資産が増えてもメンタルが揺れにくくなります。
これは、資産が少ないうちから練習しておけることです。
むしろ資産が少ないうちに%で見る癖をつけておくほうが、後がラクだと思います。金額が小さいうちは、-10%でも「まあいいか」と思えるので。
「資産1000万円」は、今この瞬間の数字でしかない
もう一つ、最近の私が大事にしている考え方をお話しします。
そもそも「資産1000万円」という数字は、今この瞬間の数字でしかありません。
株式インデックスを持っている以上、その1000万円は明日も来年も同じ1000万円ではないんですよね。
ここを誤解したまま投資をしている人がとても多いと感じています。
固定マインドセットと変動マインドセット
多くの方は、こう考えていると思います。
「私は資産1000万円という固定の資産を持っているのだ」
この考え方だと、資産が900万円になった瞬間に「100万円損した」と感じてしまいます。
でも、実際はこうです。
たとえば株式インデックス80%・現金20%で1000万円を保有している場合。
- 株式インデックス800万円 → 1年で±50%動いてもおかしくない
=400万円〜1200万円の可能性 - 現金200万円 → 基本的に変わらない
合計すると… 資産額は600万円 〜 1400万円の幅を持っている
※厳密には、過去データから全世界株式インデックスの変動幅が計算されていて、標準偏差と呼びます。元データをどの範囲で取るかで数値のずれは多少ありますが、この標準偏差(σ)の3倍(3σ)が、47%のため、大まかに理解しやすいように「1年で半減してもおかしくない」と表現しています。3σは、99.7%の確率でその範囲に収まる幅のことです。
つまり、正しくはこう考えるべきなんです。
「私は600万円〜1400万円の可能性の幅を資産として持っているのだ」
最初から「幅」で持っていると思っていれば、下落は「損」ではなく「幅の中」になります。
これは気休めや精神論ではなく、株式という資産の性質そのものです。
「1年で±50%動く資産」を持つと決めた時点で、その幅は最初から自分のものなんですよね。下落した日に、突然その幅が生まれたわけではありません。
だから「無理のない金額」の定義がハッキリする
この考え方をすると、よく言われる「無理のない金額を投資しよう」という言葉の意味も、かなりハッキリします。
無理のない金額 = 半分になっても投資を続けられる金額
「10万円を投資する」ではなく、「5万円〜15万円の幅を受け入れる」と考えてみてください。
その下限を見て「これなら大丈夫」と思えるかどうか。ここが、自分にとっての適切な投資額を決める基準になります。
逆に、下限を見て「無理、耐えられない」と思うなら、それは投資額が多すぎるサインですね。
金額を決めるときは「上がったらいくらになるか」ではなく「下がったらいくらになるか」で見るのがオススメです。
そもそも、「相場の上下に全く耐えられない!」という方に、私が株式インデックス投資をオススメすることはありません。
しかし、「多少はチャレンジしてみよう」「インフレリスクに備えたい」「とはいえ相場の上下は不安」というくらいの温度感の方がほとんどなのではないでしょうか。
そんな方にオススメなのは、「ポイント投資」「月100円積立」といった、無理のない金額から始めることです。
少額から自分の資産をリスクにさらしつつ、自分の反応がどうなるのか?を試してみるのが良いですね。
これは「自分の変動マインドセットの幅」を測るテストのようなものです。少額で試して平気なら、少しずつ増やしていけば良いだけです。
それでもインデックス投資を続ける理由
ここまで「下落は当たり前」「幅で持つ」という話をしてきました。
では、そんなに揺れる資産を、なぜわざわざ持つのか?
インデックス投資が最適解と言われている理由は以下です。
- 過去200年、労働収入よりも資産収入の方が増加率が高かった
- インフレ対策をするためには投資が必要
- 投資の中でもコストが低いのがインデックス投資
- 凡人でも成功する期待値が高いのがインデックス投資
とくにインフレは、最近さらに実感しやすくなりましたよね。
2025年の日本のインフレ率は3.1%でした。仮にこのペースが続くと、今150円のペットボトルのお茶は20年後に約1.5倍の値段になります。
一方、貯金の金利ではこれに追いつけません。貯金だけだと、お金の「額」は減らなくても「価値」が目減りしていくということです。
「投資をしない」というのも、実はノーリスクではないんですよね。
自然とやるべきことは「長期でのインデックス投資」に絞られます。
「素人でもプロ並みの成績を出せる可能性が高い」って、本当なの?と疑問に思う方は↓の記事を見てみてください。初心者さんが損をしないために必須の知識を解説しています。
素人でも堅実に投資ができるのがインデックス投資です。才能は必要ありません。
上記の事実を踏まえ、私は3月の下落でも保有・積立を継続しました。
今後、下落が起きても保有・積立を継続する予定です。
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まとめ:数字は「点」ではなく「幅」で見る

+58.47%という大きなプラスのリターンになりました。
しかし、今後元本割れすることも十分あり得ます。株価が下落しようと上昇しようと、私は保有・積立を継続する予定です。
今回お伝えした「最近の私の考え方」を、最後にまとめておきますね。
- 円ではなく%で見る … 資産が増えても下げ「率」は同じ
- 点ではなく幅で持つ … 「1000万円」ではなく「600万〜1400万円」
- 下限で金額を決める … 半分になっても続けられる金額にする
インデックス投資でやること自体は、7年前から何も変わっていません。広く分散されたインデックスを、無理のない金額で、長く持ち続けるだけです。
変えられるのは「自分の見方」のほうですね。
一緒に資産形成、頑張っていきましょう!




