こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
私は4年前から積立NISAを開始し、借金477万円・貯金40万円から資産1000万円を達成した方法について、このブログ「節約オタクふゆこ」で発信しています。
今回のテーマは「米国高配当株の買い時」です。
- ふゆこ流、米国高配当株の買い時
- 円建てSPYD、VYM、HDVの値動きデータ
- 現在の下落率データ
データだけを見たいの人のために、データを先に出します。
データの活用方法や、ふゆこ流買い時の解説はその後にします。
今から投資を始めたい方におすすめなのがSBI証券と楽天証券です。
私は楽天証券もSBI証券も利用しています!
今回紹介するSPYD、VYM、HDVも、SBI証券や楽天証券で購入できます。
- SBI証券
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【データ】円建てSPYD、VYM、HDV
以下は、「2019年1月1日の値を基準にして、そこからSPYD、VYM、HDVが何%変化したか?」の変化率の推移です。
※うまく表示されない場合は、ページを更新し直してください。
出典:Google financeのデータを元にふゆこ作成。Google finance関数を用いて、自動的に2019年1月〜最新の日付のデータを取得し、グラフ化して表示しています。
以下は、「現在、最高値から何%下落したか?」を確認するための表です。
※うまく表示されない場合は、ページを更新し直してください。
出典:Google financeのデータを元にふゆこ作成。Google finance関数を用いて、自動的に2019年1月〜最新の日付のデータを取得し、下落率を計算して表示しています。
私は「MAXから何%変動?」のところが、-5%以下になったらタイミングを分散して購入を検討し始めます。
SPYD、VYM、HDVとは?
SPYD、VYM、HDVは、以下のような特徴を持っています。
- 高いものでも経費率0.08%と、超低コスト
- 優良な米国高配当銘柄に分散投資ができる
- 仕組み上、タコ足分配ができないETFである
- NISAの成長投資枠で投資ができる

それぞれの組み入れ銘柄の、業種別構成比率はこちら。

- S&P500の中から、配当利回り上位約80銘柄に均等配分で投資する米国高配当ETF
- 高い配当利回りが特徴
- 金融と不動産という、景気敏感なセクターへの投資割合が高い
- FTSE High Dividend Yield指数に連動
- FTSE High Dividend Yield指数;米国株式市場の中で、配当利回りが平均より高い大型・中型・小型株の中から、収益性と健全性を兼ね備えた銘柄を時価総額加重平均で選んで算出
- 572銘柄と、多くの銘柄に分散投資できる
- モーニングスター配当フォーカス指数に連動
- モーニングスター配当フォーカス指数;米国株式市場の財務健全性が高く、平均以上の配当を継続的に支払う優良企業上位75社
- ヘルスケア、エネルギーなど、景気に左右されにくいセクターへの投資割合が高い
VYMとHDVは、2025年12月19日時点での配当利回りは3%くらい。ちょっと低めです。
個人的には、もう少し配当利回りが高くなったタイミング(下落時)に購入したいところです。
「誰にとっても、配当利回りは4%以上でなければいけない」というわけではありません。
人によって、欲しい配当利回りは異なります。この部分は投資目的によります。
私は、「4%ルールでのFIRE状態を目指したい。お金に縛られずに仕事を自由にしたり、急な怪我や病気に備えたい」という目的で投資をやっています。
なので、4%が基準です。
高配当株の買い時はココ!
私は、インデックス投資を中心に資産形成をしています。
大前提、インデックス投資と高配当株投資は、別の投資手法です。スタンスが異なります。
なので、買い時も異なります。
- インデックス投資は、買い時を考えない(淡々と積み立てる)
- 高配当株投資は
- 配当利回りが高くなったタイミングで購入する
- ふゆこの場合、配当利回り約4%以上のタイミングで購入する
- タイミングを集中させず、分散させる
インデックス投資のタイミング
インデックス投資に関しては、
「買い時を考えても当たらないし、下落を待っている間にも値上がりするくことが多く、機会損失のデメリットの方が大きい」
というのが多くのインデックス投資家の共通認識なのではないでしょうか。
「インデックスは淡々と積立する方が有利だ」という考えは、過去の相場から得られる複数のデータに裏付けされています。
つまり、これは個人の思惑ではなく、エビデンス度の高い事実です。
ですのでインデックス投資に関しては、私は買い時を考えません。
【インデックスの買い時について、おまけ話】
細かいことを言い出すと、淡々と積み立てるよりも「一括投資をできるだけ早くする」方が有利になりやすいと言われています。
参考:https://www.wtwealthmanagement.com/whitepapers/2022-03/
しかし、現実的には毎月の収入から投資費用を捻出する方が多い上に、
一括投資から始めると金額が大きくなり、投資初心者の場合、リスク許容度を超える可能性もあります。
なので結論、ほとんどの初心者にとって実用的でかつ合理性が高いのは毎月一定金額を積み立てることです。
まとまった現金が手元にあり、リスク許容度を超えないのであれば、選択肢の一つとして一括投資も考えてみてください。
高配当株投資のタイミング
しかし、高配当株投資に関しては、ざっくり言えば「下落時に購入する」という考えです。これはあくまで”ふゆこ流”です。
- 自分の高配当株ポートフォリオ全体で、配当利回りが4%以上になれば良い
- その企業で何か悪いことが起こったわけではなく、日米の政策や世界情勢などによって、株価が市場全体で下落することがある
- 株価が下落すれば、配当利回りは上がる
- 結果的に、「下落時に購入することが多い」となる
配当利回りとは、以下です。
配当利回り
(1株あたり配当金)÷(株価)をパーセントで表したもの。
1株100円の場合、1株あたり配当金が4円なら配当利回り4%となる。
つまり、株価が下がれば配当利回りは上がります。
例えば、コロナショック後に私が米国高配当株ETFを買ったタイミングは以下です。

こういう下落時に購入すれば、自然と配当利回りが高いタイミングになります。
より厳密には、以下をチェックしています。
- 購入した場合、ポートフォリオ全体の配当利回りが4%未満にならないか?
- 購入する投資信託や銘柄自体の内容が、今までのストーリーと変わっていないか?(長期的な配当が今後も見込めるか?)
- 今購入したら、配当利回りは何%になるか?
ドル建て・円建てって何?
日本で暮らしている私は、日本円で生活の支払いをしています。収入も日本円です。
なので、米国ETFを買うときは、以下の2択です。
- あらかじめ米ドルを日本円で買っておく
- 購入時に、米ドルを日本円で買い、その米ドルでSPYDなどを買う
どちらにせよ、日本円をドルに替えて、そのドルで米国ETFを買います。
なので、「ドル円相場も考慮して、円で見て下落したタイミングを知りたいな」と考えたわけです。
例えば、ドル建てのSPYDが下落していても、それ以上に円安が進めばむしろ「お得な買い時ではない」からです。
そうした思惑で、今回のデータを作りました。
↓以下は、円建てとドル建てのSPYDの変動率です。ここ数年で円安が進んだ分、円建ての方が右肩上がりですね。

2025年4月の例
2025年4月は、トランプショックにより、株価は全体的に下落しました。そのタイミングでどのように判断したか・データをどのように参考にしたかの例を解説します。
円建てSPYD、VYM、HDVのチャートは以下です。2019年1月1日の価格を基準として、何%変動したかをグラフにしました。

グラフで見ても、1月に比べて4月に下落したことがよく分かりますね。
↓円建てで見ると、最高値からの値下がり率はこちら。

どれも値下がりしているので、個人的には購入したいタイミングです。私は余裕資金の範囲内で、数株ずつちょいちょい買う予定です。(と、2025年4月時点のブログ記事に書いてありました。)
個人的には、SPYDは特に買い時ですね。
↓私はSPYD20株、VYM10株、HDV10株を購入しました。

とはいえ、「ふゆこがそう言うならSPYDを余裕資金ギリギリまで買おう」という判断はしないでくださいね。
- 購入直後、SPYDふくむ米国株ETFが暴落する可能性は十分にあります
- あくまで、リスク許容度を超えない投資を
- 高配当株を買い増すより、インデックスを買い増す方が良いかもしれません
買うタイミングも分散するのが私のやり方なので、たとえば「5%マイナスになったから一気に買う!」ということはしません。
2025年12月19日の例
例えば、この記事を書いている2025年12月19日時点では以下です。SPYDは最高値から-5.8%なので、個人的には買い時です。

ですが、手元の現金に余裕がないので、実際は現在は購入しません。
現在、2025年12月。もう少しで確定申告の時期です。支払う税金額が確定していないため、少し現金を手厚く持っておきたい。そのために、あまり今株を買う余裕はないかな〜という感じです。
一方で、NISAでのオルカン積立は定額を継続です。
今から投資を始めたい方におすすめなのがSBI証券と楽天証券です。
私は楽天証券もSBI証券も利用しています!
今回紹介したSPYD、VYM、HDVも、SBI証券や楽天証券で購入できます。
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