こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回のテーマは「今から日本高配当株始めるならこの11銘柄」!
この記事を最後まで見れば、以下の内容が分かります。
- 最近の日本株・米国株はどうなのか
- 高配当株は買い時なのか
- 今月から日本高配当株を始めるならどの株を買うか
※9/11時点での情報です。
今から日本高配当株をやりたい方におすすめなのがSBI証券と楽天証券です。
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注意点
私のやっている高配当株投資は、以下のようなタイプのものです。
- 長期的に安定した配当金を得たい!
- 業界分散もしてリスクを抑えたい!
なので、短期投資家の方や高配当を狙わない方にとっては全く罠ではない銘柄も「罠銘柄」と呼んでいます。
その会社に勤めている人や、投資している人を否定するつもりは全くありません。
投資は目的に応じた手段がそれぞれ違いますし、投資って何をやっても自由だと思うんですよ。
でも、初めて高配当株投資をやる人は「投資は自由です!」って言われても
何から始めたらいいの?
既にやっている人はどうやって高配当株を選んでるの?
ってなりますよね。
そんな疑問に答える記事です!
もちろん、株式投資なので元本保証ではありません
自己責任でお願いします
投資ニュース
こちらは過去1年間の先進国の主要な株価指数です。
8月の株価指数は
- 米国株、ヨーロッパは微減
- 日本は上昇傾向
という結果でした。
日本だけ上昇傾向なのは珍しいですね。
8月のニュースはこちら。わかりやすく解説していきます。
- 日本はちょっと景気が良いが、世界経済は景気減速感が強まってきた
- 中国 恒大集団が破産申請
①世界経済は景気「減速」傾向
8月は7月までよりも
- 日本はちょっと景気が良くなった
- 欧州は景気減速感が強まってきた
- 米国はサービス業が悪化
という傾向でした。世界トータルで見れば景気減速傾向です。
景気が良い・悪いってよく言うけど、何を見て判断しているの?
判断基準はいろいろありますが、今回は「PMI」という指数について解説していきます。
PMI(Purchasing Manager’s Index:購買担当者景気指数)とは、企業の購買担当者らの景況感を集計した景気指標のひとつ。
一般的に鉱工業生産や雇用統計などの統計よりも景気先行性があるとされています。
つまり、PMIは
✅数ヶ月先の景気を先取りしている
✅いち早く景気の動向を反映している
ということ。
一般に、
- PMIが50を上回ると景気拡大
- PMIが50を下回ると景気後退
と判断されます。
出典:SMBC日興証券
このPMIが、日本では以下のように推移しました。
- サービス業PMIは54.3(0.5pt改善)
- 製造業PMIは49.7(0.1pt改善)
- 総合PMIは52.6(0.4pt改善)
そして、欧州・米国のPMIは下記。
- ユーロ圏総合PMIは47.0(1.6pt低下)
- 米国総合PMIは50.2(1.8pt低下)
ということで、世界経済は減速傾向です。
アメリカ経済は以下のような経緯があるため「今後景気後退が進むんじゃないか?」と噂されています。
- アメリカのインフレ率は2022年は8%だった
- インフレしすぎると、庶民の暮らしがキツくなる
- 上記がヤバい!インフレ対策しないとヤバい!
- ので、FRB(アメリカの中央銀行)が利上げを行っている
- 利上げのデメリットとして、景気後退が進む(のではないか?)
※一般的に、利上げが進めば景気後退すると言われています。
利上げってなに?訳がわからないよ!
「利上げ」は「金利の上げ」です。ここで言う金利とは、
- 銀行の金利
- 住宅ローンの金利
- 借金の金利
など、お金を貸し借りする際に発生する金利の大元である「アメリカの中央銀行が決める政策金利」です。日本の政策金利は日銀が決めています。
この「政策金利」を上げたり下げたりするのが「利上げ」「利下げ」ですね。
利上げをすると、企業や個人が借金をしにくくなります。
- 企業の借金の支払い利息が増える
- 企業の収益が圧迫される
- 企業の新たな借入がしにくくなる
- 株価が下がる&景気が後退する
という影響があるため、一般的に「利上げをすると景気が後退し、株価が下がる」と言われています。
そして、世界経済の景気後退感が強まってきた他の理由として、「中国の動き」があります。
ということで以下では、中国の動きについて解説していきます。
②中国 恒大集団が破産申請
- 中国の不動産問題が、一気に世界経済の悪化につながる可能性はないとは言えない
- 絶対に世界経済が悪化する!とも言えない
- 「中国リスク!不動産問題でリーマンショックの再来!」といった煽りニュースにはご用心を
中国の不動産開発の大手企業「恒大集団」が8/17に破産申請をしたことが明らかになりました。
それに伴い、日本や米国でも株価が下がりました。
中国の不動産は、投機的な扱いがされていた
2010年代、中国の不動産価格はめちゃくちゃに上がっていました。まさに「不動産バブル」です。
あまりにも上がるため、投機的な取引が沢山されていました。
政府が2020年に不動産規制を実施
中国政府は2020年以降、不動産業者や金融機関に対し
- 負債を一定の規模に抑える
- マンションを買う際のローン融資額に上限を設ける
などの規制を導入しました。結果、不動産取引が減りました。
ここで何がまずいかと言うと、恒大集団は負債(借金)を沢山抱えていたということです。
- 規制により、新たな融資を受けるのが難しくなった
- 規制により、売り上げも減った
- 資金繰りが悪化した
- デフォルト(債務不履行)へ
こういったサイクルで、恒大集団は8/17に破産申請をすることになりました。
9/12現在、同じく中国の不動産大手である碧桂園(へきけいえん)も資金繰り懸念を抱えています。
中国のGDPのうち20%以上が不動産
中国の不動産は、関連企業も含めるとGDP(国内総生産)のうち約3割を占めるという試算もあります。
そのくらい、中国経済における「不動産」は大きな存在感があるということです。
※ちなみに、日本は約10%です。
中国が抱える他の問題として、ゼロコロナ対策が長引いたことによる景気の低迷があります。
- 今回の不動産問題
- ゼロコロナ対策が長引いたことによる景気の低迷
このダブルショックによって、中国景気は今後もより低迷していくのではないか?と言われています。
中国の問題が他の業界や中国以外の国にも影響して、
世界経済が悪化したらどうしよう!?
専門家の間でも「波及するかどうか」については意見が割れています。
ざっと調べたところ、多くの専門家は
- 中国の不動産問題が、一気に世界経済の悪化につながる可能性はないとは言えない
- 絶対に世界経済が悪化する!とも言えない
- 「中国リスク!不動産問題でリーマンショックの再来!」といった煽りニュースにはご用心を
という意見を出しています。個人的な意見ですが、私もこれに同意です。
結局、私のスタンスは
- 経済が浮き沈みするのは当たり前
- 浮き沈みのタイミングを予想しても当たらない
という前提のもと、長期投資をしていく!という姿勢です。
配当利回り3.75%以上の銘柄
配当利回りが3.75%以上の銘柄は499社です。6月よりも高配当銘柄数が減りました。
日経平均株価は6月のピーク以来、少し減りました。
あまり日本高配当株を積極的に買いたい水準ではないですね。
自分のポートフォリオを見て、分散のバランスを整えるためにちょっとだけ買うとか、割安な銘柄を見つけたら買うとか、そのくらいで良いと思います。
配当利回りランキング
Yahoo!ファイナンスで「配当利回りランキング」が見られます。ランキング上位20位はこちら。
赤いところが私にとっての罠銘柄ですね。ほぼ罠銘柄です
JTは「人によってはポートフォリオの一部に加えてもいいかな」という銘柄で、「絶対欲しい!」という程ではないです。
- 赤字
- 減配
- 営業利益率、ROE8%以下
- 営業CFがマイナス
- 記念配当で配当金が上がっただけ
- 不祥事
配当利回りランキング上位100位以内の銘柄は、ほぼ↑の理由で罠銘柄です。
IR BANKですぐ調べられるので、気になる方はIR BANKでチェックしてみてください。
「どんな銘柄が罠銘柄なのか知りたい!」という方はこちらの動画でわかりやすく説明したので、見てみてください。
用語解説はこちらです。
今月、新たに登場した銘柄は下記の銘柄でした。
ちょっとトキメキを感じたのが[4847]インテリジェント ウェイブ、[3925]ダブルスタンダードの2銘柄。
- 財務はちょっと魅力的。でも「絶対欲しい!最高!」というほどでもない
- PBRが高いため、買うのは今ではないかな
- インテリジェント ウェイブは赤字あり、慎重に様子見
- ダブルスタンダードはPBRさえ低ければ買ってもいいかも…。検討中。
という感想です。
2銘柄の財務まとめが以下です。参考にしてください。
(矢印は直近5年〜10年の増加⤴︎・減少↓・変化なし→を表します)
これをどう捉えるかはその人の投資スタンスによると思いますが、私としては現在は投資しない判断です。
もし今月から始めるなら
私がもし今月から高配当株投資を始めるなら…日本株は買いません!!!
現在、日本株は高騰しているからです。
とはいえ、「参考までに銘柄を何個か出して欲しい」という要望もありそうなので
「強いて言えばこの銘柄かなあ」という意味で、今月は以下の11銘柄としました。
この11銘柄全体での配当利回りは3.96%です。
資金が30万円。5万円をこの銘柄の購入にあてて、残りの25万円は待機枠としています。
赤色になっている銘柄は景気敏感株です。
現在、日本株は高騰しています。
そのため、
- 財務優良
- 安定配当
- 株価が割安
- 配当利回りがポートフォリオ全体で3.75%以上になるようにする
上記の4つの条件を満たす銘柄を厳選すると、11銘柄にまで減ってしまいました。
長期的に安定な配当金を得たい場合、特定の業界に集中せず、分散させるのも大事です。
1つの会社や、1つの業界に集中投資するのはリスクが高いと考えています。
極論、その会社や業界が潰れたら一気に資産がなくなりますからね。業界ごとに株価の値動きは似ている傾向にあります。
なので、理想は業界も分散したいのですが…。下記は今回のセクターです。
今月紹介した高配当株はたったの11銘柄。
そのため、業界分散もうまくできていません。
ただ、「今月から高配当株投資を始めたい!」という方は今月で無理に分散しようとしなくて良いと思います。ゆっくりポートフォリオを作り上げていけばOKです。
業界分散を十分に行い、安定した配当金を得るには30銘柄以上は保有したいところ。
日本株は基本、100株単位でしか買えません。
なので、十分に分散するために100株単位で30銘柄以上を買おうとすると、資金が数百万円以上必要になってしまいます。
でも、そんなお金はないですよね。私もないです。
なので、日本高配当株をやるには1株単位で投資ができる証券会社が必要です。
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↓こんな動画も出していますので、参考にしてください!