こんにちは!ふゆこ(@fuyuko190)です。
今回のテーマは「素人がSPYD/VYM/HDVに200万円投資した結果」!
この記事を最後まで見れば、以下の内容が分かります。
- 米国高配当株を買うと実際どうなのか?
- 配当金はどのように増えていったのか?
- どのタイミングで買ったのか?
SPYD、VYM、HDVって何?AKBですかUSBですか?
米国高配当株投資をやってみたいけど、実際どうなの?
始めたけど周りの人の成績が気になる…
そんな声に答えつつ、米国高配当株投資で大事なことも学べる!
すでに知っている人には復習になる!という有用な記事にしました。
私は節約や投資について他にも記事をアップしているので、気になった方は見てください。
↓この記事の動画版はこちら!
結論
素人が200万円を米国高配当株に投資した結果はこちらです。
こちらは2020年3月〜2022年12月までの運用結果です。
SPYD, VYM, HDV, AGGを保有していて、AGG以外は評価損益がプラスになっています。
AGGは株式ではなく債券なんですけども、保有はしていますし、配当金も出ているので今回参考までに載せています。
全体の評価損益は+43万円で、比率は+24%です。
現在の配当金は年間95,511円で、配当利回りは6.29%です。
米国高配当株投資におすすめな証券会社がSBI証券と楽天証券です。
どちらもSPYD, VYM, HDVに投資ができますし、取引手数料が業界最安クラスです。米国高配当株の他にNISAやiDeCoにももちろん対応しています。
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SPYD, VYM, HDVって何?
SPYD/VYM/HDVって何?アルファベット並んでるけど何?
VIO脱毛ですか?
という声もあると思います。
SPYD、VYM、HDVというのは、アメリカの高配当株に投資できる投資信託です。
アルファベットだと一見難しそうですが、ただの名前なので「鈴木、山田、田中」みたいなものです。
この3つを買えば、かなり分散効果も期待できます。
ETFは日本にあるつみたてNISAなどで扱われている投資信託と同じように、ファンドマネージャーなどに支払うコストがあります。
そのコストが「経費率」ですね。
経費率は年率0.06%〜0.08%と非常に低いので、かなりコストを抑えながら優良な高配当株に投資ができます。
配当日は3,6,9,12月ですね。配当利回りは、株価によりますが最近は3~5%です。
なんでSPYD,VYM,HDVを3つ買うの?
例えば、銘柄数が多いVYMだけ買っておけば分散できるから十分なんじゃない?
もちろんVYMだけでも良いと思いますが、私の考える「3つ買うメリット」は「業界分散ができるから」です。
こちらはSPYD,VYM,HDVの業界比率です。
それぞれ比率の高い業界が違うので、SPYD,VYM,HDVの3つを均等に購入することで、業界分散をよりしっかり行うことができます。
極端なことを言うと、例えばテクノロジー業界という1つの業界だけに集中投資していた場合、テクノロジー業界が低迷したら配当金も低くなるし株価が下がって資産が減ってしまうリスクが高いです。
そういった状況を避けるために業界も分散したいということですね。
- 特定業界の景気に左右されやすい
- 投資のリスクが高い
このグラフのように、SPYD,VYM,HDVを均等に買うことで業界を十分に分散することができます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
- SPYDは高い配当利回りが特徴
- VYMは多くの銘柄に投資していて、分散投資の効果が期待できる
- HDVは財務健全性が高い銘柄に投資している
米国高配当株投資のメリット・デメリット
米国高配当株投資のメリットは以下の通りです。
- ほったらかしで配当金が貰える
- じぶん年金になる
- 心理的に長期投資しやすい
対して、米国高配当株投資のデメリットは以下の通りです。
- インデックス投資の方がリターンが高く分散されている
- 配当金に税金がかかる
- 低成長株が多く、売却益は狙いにくい
- 減配リスク、為替リスク
このメリット・デメリットはちゃんと説明しようと思うとかなり長くなってしまうので、今回は細かい説明は割愛します。
こういったメリット・デメリットを踏まえた上で、私は次のように思いました。
やってみないとわからないよね。
デメリットよりもメリットの方が大きそう。
なので、最初はインデックス投資をやっていたんですけど高配当株投資も始めてみたという感じです。
買ったタイミング
以下はSPYD, VYM, HDVのチャートです。
2020年3月にコロナショックで世界的に株価が暴落して、SPYD, VYM, HDVも暴落しました。
私はその時に初めて米国高配当株を買ってみたんです。
3月11日ですね。10万円分購入しました。
その後も下落が続いていたので2020年の8月まで、平均で20万円ずつ、8回に分けて購入しました。
私は米国高配当株は積立ではなく、下落時に購入するタイプです。
とはいえ、いつ株価が一番下落するのかはわからないので何回かに分けて購入します。
見ての通り、たまたま下落の時期で購入できたのでかなり良いタイミングだったと思います。今は次の下落に向けて待っているところですね。
まだ試行錯誤中ですけど、私が米国高配当株を買うのは以下のようなタイミングです。
- 20%以上下落した時
- 下落によって経済ニュースやtwitterが「もう終わりだ」という雰囲気になったら
1つ目の「20%以上下落した時」は、15%でもいいかもと最近思っています。
とにかく下落した時に買うのが良いというスタンスが基本です。
以下は全世界株インデックス指数の過去の下落です。
インデックスなので高配当株投資とは違うんですけど、SPYD, VYM, HDVは米国株が下落すれば一緒に下落するので、参考データとして見ていきます。
20%以上の下落は過去何年も起きています。
こういう下落のタイミングで高配当株を買っておけば、配当利回りも上がります。
配当利回り=配当金/株価 *100(%)なので、株価が下がれば配当利回りがアップするということです。
なので、20%以上の下落の時に購入するといいんじゃないかと考えているということです。
2つ目の買いタイミング「下落によって経済ニュースやtwitterが「もう終わりだ」という雰囲気になったら」については、これだけで判断したりはしないんですけど参考にはなります。
2020年のコロナショックの時も、2022年の下落の時もtwitterでは以下のような投稿があり、投資に対してネガティブな内容の方がバズっていました。
下落してる、終わりだ!
投資やめました
でも長期投資家にとっては逆で、暴落時に買った方がオイシイんですよ。
なので、悲観的な人が増えたらむしろ本番だと考えています。
もちろん、株式市場が10年くらい低迷する時期が来る可能性は否定しませんけどね。
その上で、長期投資を前提にするなら自分のリスク許容度の範囲内で暴落時に買っていくのが良いと思っています。
ということで、ここまでをまとめると以下のようになります。
私が米国高配当株を購入したのは、2020年3月〜8月に8回に分けて約20万円ずつ買いました。
- 20%以上下落した時
- 下落によって経済ニュースやtwitterが「もう終わりだ」という雰囲気になったら
- 何回かに分けて買う
配当金の推移
私は現在年間95,511円の配当金を米国高配当株投資によっていただいているわけなんですけども、ここでは以下の点について説明します。
- 高配当株投資を始めてから今までの配当金の推移
- 配当金の累計額
- 配当金の税金
まず、配当金の推移は以下の通りです。
配当金はドルで受け取っているのですが、ドルで言ってもピンと来ないかなと思ったので1ドル130円として、日本円でグラフにしました。
SPYD, VYM, HDVの配当金は3、6、9、12月に出るので、毎月定額が振り込まれるわけではありません。
ということで、こんな感じのガタガタなグラフになっています。
今までにもらった累計の配当金は以下のようになります。
こちらも、ドルで受け取っているんですが、ドルで言うと感覚的にわかりにくいと思うので、1ドル130円として日本円で紹介します。
税引前が20万円で、税引後が14万円ですね。28.3%の税金が引かれています。
米国高配当株の配当金には税金がかかります。
まずアメリカにて10%の税金が差し引かれた後、残りの90%部分に対して日本にて20.315%が課税されます。
トータルでは、配当金のうち約28.3%が源泉徴収される計算です。
証券口座の設定によりますが、私は自動的に税引後のお金が振り込まれるように設定しています。
なので、今までの累計で14万円を配当金として受け取りました。
米国高配当株投資におすすめな証券会社は、人気No.1と2のSBI証券と楽天証券です。
どちらもSPYD, VYM, HDVに投資ができますし、取引手数料が業界最安クラスです。米国高配当株意外にもNISAやiDeCoにももちろん対応しています。
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